日本祭り〜最後にS所長と神輿を担ぎました。

まずまずのお天気でした。
神輿は、丁寧に塗り直されていました。誰かが言われていたように、若しかしたら、アメリカ大陸で、
本格的に作られた神輿があるのは、ここホンジュラスだけなのかも知れません。



任期を終えられて間もなく帰国されるS所長との、送別を兼ねた日本文化紹介イベントとなりました。
とりわけ、神輿は、ここJICAホンジュラス事務所の目玉となる出し物です。



S所長は、本来、重いものを担ぐという行為は、馬鹿馬鹿しいこと。しかし、その馬鹿馬鹿しいことを
皆でやれば遊びになる。遊びより何より、皆でやるということそのものが大切、と言われました。



ともすると、パソコンやゲーム機など、1人で時間をいくらでも費やせる時代に、皆が一緒になって、
馬鹿馬鹿しいと思われていることをやるという体験は、考えている以上に貴重なことなのかも知れません。



日本人とホンジュラス人によって担がれた神輿は、甚句や掛け声と共に、JICAホンジュラス事務所を
出て、町内を一周しました。



日本文化紹介では、個人の隠れた才能とは別に、先輩から引き継がれた伝統が、後輩達に確実に伝わり、
育っていました。実践の場を積んでいくことで、より大きな自覚や自信が生まれていくものと思われます。



定年後、JICAシニア海外ボランティアとして、ホンジュラスに来ることが出来ました。機会を与えて
いただいた関係者の皆様には深く感謝しております。直接、受け入れていただいたJICAホンジュラス
事務所S所長には、感謝の気持でいっぱいです。大好きになったホンジュラスで、毎日を楽しく過ごさせて
もらっています。素晴らしい機会を与えていただきましたことを、本当に有難く思っております。
ありがとうございました。



たくさんの素敵な笑顔に出会う1日となりました。





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