Ｎさんに大統領官邸へ連れて行ってもらいました。
バンダ指揮者のＮさんから電話がありました。
マヌエル・ボニージャ国立劇場から、大統領官邸へ行くので、録音を手伝って欲しいと頼まれました。
マヌエル・ボニージャ国立劇場へは、このところ出かけていませんが、ほとんど毎日のようにコンサート
などがあるそうです。今日は、オーケストラの演奏なのですが、Ｎさんは、ホンジュラス人作曲家が作曲
した曲の指揮を頼まれていました。
Ｎさんは、2年の任期を2ヶ月間延長されていましたが、いよいよ今月末で時間切れとなられます。バンダ
活動のホームグランドと言える大統領官邸へ行くのも、今日が最後になられるようです。帰国の荷物整理
など、身辺のことで手一杯となるタイミングと思えるのですが、Ｎさんは、この日は、夕方から二つも
活動されていました。どうやら自分のことは、後回しになっているようです。
大統領官邸の中に入るのは、もちろん初めてのことです。今日は、何かの表彰式が行われたようです。
既に帰国されたＪＩＣＡホンジュラス事務所のＳ所長も、ここで表彰を受けられたそうです。
スペイン大使のスピーチの後、文化・芸術・スポーツ省のロドルフォ・パストール・ファスケル大臣が、
ご挨拶されていました。
隣の庭には、食べ物や飲物が用意されていました。
ホンジュラスで寿司と呼んでいる巻き寿司がありました。わさびや醤油もあり、とても美味しいのですが、
ホンジュラス人には、それほど人気がないのか、まだかなり残っていました。恐らく、寿司を味わうこと
よりも、箸を使わなければならないことで、遠慮されてしまうのかも知れません。マリンバの演奏もあり、
華やかな雰囲気が漂っていました。
誰もいなくなった会場で、記念写真を撮ってもらいました。
もう、ここに来るようなことはありません。本当に良い記念になりました。
Ｎさん、ありがとうございました。
