最初にプレゼンテーションすることになりました。




ピコ・ボニート国立公園財団主催のセミナーです。アトランティダ県におけるホンジュラスカリブ海沿岸
自然保護区の文化及び自然遺産に関してのセミナーと題されていました。



同期のAさんが活動されている財団です。観光庁にいて、ホンジュラス国内を見ていることや、中米の国々
を旅行していることなどから、いろいろ比較した話が聞けるのではないかとの期待感から、文化と自然の
観光に関しての話をするように、講演を頼まれていました。



最初は、話すだけで済むものかと思っていましたが、与えられた時間が45分でしたので、何かビデオでもないと
持たないのではないかとアドバイスされてしまいました。プレゼンテーションというとパワーポイントになる
のですが、知識も経験もなく、どのようにすれば良いのか全く分かっていませんでした。



たまたま、3日前にINFOPヴァジェ・デ・アンヘレス校でも、土産プロジェクトの関連でプレゼンテーション
をすることになり、観光庁に実習生としてきていた大学生に手伝ってもらいました。ホンジュラス国内を旅行
して感じた印象をベースにお土産の話をさせてもらいましたが、これが今回の下地となりました。



5月に、サン・フェリーペのINFOPで、日本文化紹介をしたことがありました。神奈川県の紹介ビデオや、
日本大使館で借りた日本の紹介ビデオを見ながら説明して、質問を受けました。原稿がなければ、しどろもどろ
になりながらでも、思いつくままに話をすることになりますが、一旦、原稿を作ってしまうと、その内容の順に
従うことになります。もちろん、暗記することなど到底出来ません。原稿を見ないで言えるに越したことはない
のですが、会場の人にも原稿の概要を見てもらう意味で、パワーポイントが役に立ったものと思います。



何も外国人に対して、何も見ないで言えることを期待しているとは思えません。意味不明なことを話してしまう
よりも、何を言いたいのかが、はっきり分かることを優先して、読み上げた方が良いと開き直りました。



ホンジュラス独特の表現も織り交ぜて文章を作成しても、果たして、それで良いのかどうか、今ひとつ自信が
持てません。理解してもらえない表現や冠詞など細かな所をチェックしてもらいたいと思いました。つい先日、
サンタ・ルシアで語学研修を受けましたが、その時のY先生に相談したところ、快く応じてもらえました。



ヴァジェ・デ・アンヘレスの時は、紙片が13枚でしたが、ラ・セイバでは、19枚になっていました。いずれに
しても、外国人が、どのような見方をしているのかが伝わり、理解してもらえれば、それで十分だと思いました。



最初に講演される予定だった方が、来られなくなったために、繰り上がって、最初にプレゼンテーションする
ことになりました。



青年海外協力隊のS隊員がパワーポイントを手伝ってくれました。
このことで、観光庁のAさん、Sさん、A氏、実習生、サンタ・ルシア語学学校のY先生といった多くの人の
協力を得られていることを、本当に嬉しく思います。



背伸びもいいところなのですが、同期のAさんから機会を与えていただき、貴重な経験をさせてもらうことが
出来ましたことを感謝しております。



皆さん、ありがとうございました。






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