スーパーボランティアNさんの任期が満了となりました。

Nさんほど、充実した任期を過された人は、いないのではないかと思えるほど、ホンジュラスの日々を、
楽しんでおられました。



そして今日、そのNさんが、いよいよホンジュラスを去る日を迎えられました。



空港での見送りには、日本人、ホンジュラス人、大勢の人達の顔がありました。
これまでの交流の幅の広さを、十分に感じさせるものです。
JICAホンジュラス事務所のK所長、O次長始め、調整員の方々など、スーパーボランティアらしい
お見送りとなりました。



午後は、Mさん宅で、奥様による青年海外協力隊員有志に対して不定期の料理教室が開催されたそうで、
今日のメニューとなった餃子とラーメンをご馳走になりました。デザートは、マシカで活動されている
Oさんからのランブータンをいただきました。



団欒の最中に、Mさん宅の電話が鳴りました。
Mさんは、直ぐに、あっNさんだ、と叫ばれました。
電話は通常、携帯で行われますので、固定電話がなることは滅多にありません。



予想通り、Nさんでした。ヒューストンのホテルにチェックインされて、部屋に入られたら、ベッドが二つ、
部屋のカードキーも2枚渡されて、急に淋しさを感じられたようです。スカイプでテレビ電話のような会話が
続きました。



コンチネンタル航空は、2時間ほど遅れたそうです。しかし、遅れたことによって、上空で素晴らしい夕陽を
見ることができたそうで、スカイプで写真を送ってきてくれました。Nさんは、万事塞翁が馬と、こんなこと
からも、人生の吉凶・禍福が予測できないことを感じ取られていました。



確かに、人生には、自分の思いだけでは、どうにもならないことがあります。そんな時、そのように考えること
が出来て、あるがままに受け入れることが出来れば、いたずらに苦しむようなことはないのかも知れません。




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