COBRAで日本文化を紹介する機会がありました。

COBRAというのは、El Comando de Operaciones Especialesのことで、直訳すると、特務戦略コマンド
特別攻撃隊)という意味になります。



先週、観光庁中二階にあるツーリストポリスの署長さんから、日本文化を紹介するように頼まれていました。
署長さんからは、会う度に、コマンダンテ(司令官)と、からかわれていますし、冗談を言われている笑った
顔しか見ていませんでしたが、COBRAという特務戦略コマンドが、所属されている本部でした。



映画のセットを思わせました。通りに面した場所に看板があり、自動小銃を持った迷彩服の警察官が2名見張り
に立っていました。少し登った所にゲートがあり、更に、その先でも、人と車輌の関門があり、厳重に護られ
ていました。



皆さん柔和な顔つきなのですが、一度号令がかけられると、瞬間でキリッと、引き締まった顔に変わります。



日本文化紹介の授業は、午後1時から4時までの3時間あると言われましたが、スペイン語版のビデオが役に
立ちました。2005年の編集ですが、住まいや習慣、食事、衣服など12項目が、それぞれ5分で紹介されている
もので、以前、INFOP国立職業訓練校でも使用したものです。途中、10分間の休憩をとりましたが、質疑応答
などで、予定の時間をオーバーしてしまいました。



日本への航空運賃や滞在費、最低賃金、宗教、中国文化との違い、挨拶の仕方、食べ物、文字、日本女性が
ホンジュラス人と結婚しているかといったことから、日本の主な犯罪や、交番に関しても質問がありました。



アパートまで送ってもらいましたが、COBRAの場所は、10月21日というホンジュラスの祝祭日(軍隊の日)の
名前の地名の近くで、ヴァジェ・デ・アンヘル方向や環状線に、直ぐに入れる位置にありました。この環状線
を利用すると、空港へ行くのにも、それほど時間がかかりません。市内にあるよりは、ずっと機動性に優れた
所のように思えました。



皆さんが、少しでも、日本に関心を持ってもらえれば嬉しいと思いました。





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