INFOPヴァジェ・デ・アンヘル校で、ミーティングがありました。

ヴァジェ・プロジェクトが、INFOPヴァジェ・デ・アンヘル校の先生方に、新学期を間近に控えたタイミングで、
土産品開発提案の一環として、紙やアクセサリー作りを、1・2回実際に授業することを提案しました。
プレゼンテーションは、前回に続いて、青年海外協力隊員Yさんが担当されました。



先日、レンピーラ県ラ・カンパにある紙すき工房を視察してきましたが、その時に入手した紙すきの紙で
作られた手帳、手紙セットや箱など、また、コーヒー豆を素材に、独自に試みられていたネックレス、
イアリング、ブレスレットなどのアクセサリーを、先生方に回覧しました。



INFOPヴァジェ・デ・アンヘル校は、木、鉄、皮、粘土など素材ごとに6つの分野で構成されているそうですが、
具体的な作品を手にされて、全員の先生方が賛成されました。更に、素材分野毎に、生徒達にアンケートを
作成させて、観光客や土産店などを対象に、ヒアリングすることにも賛成されました。また、作品を競い合う
コンテストを検討していく同意も得られました。



N校長先生も出席される予定だったのですが、急用のため、叶わなかったそうです。
しかし、心は、ミーティングに参加されていたと言われました。この辺の感覚は、コミュニケーション社会
ならではと思わせます。



次回は、3月中旬に、N校長始め先生方、ヴァジェ・プロジェクト・メンバー、それに、各素材分野の土産店
などを招待して、ミーティングが持たれます。



これまで、学校の中というある意味、閉鎖社会の中で、作り方の技術や論理だけで進められてきたものに、
土産店という売る側の視点が加わることになります。更に、アンケートを実施していくことで、買う側の
動向に触れていくことにもなります。それぞれの立場や役割は異なっても、お互いに相手を知ることは、
自分を見つめ直していくことにも、つながっていくように思われます。



INFOPヴァジェ・デ・アンヘル校という池に、ヴァジェ・プロジェクトという石が投げ込まれたところです。
波紋の行方を見つめたいと思います。



写真は、サン・フェリーペ病院と、その前からヴァジェ・デ・アンヘルへ向かうラピディートと呼ばれる
バスです。また、INFOPからの帰路、宗教関係のヴァジェ・デ・アンヘル病院と私立小学校へ寄りました。




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