クレジットカードが、不正使用されていました。

実は、8日(日)ベリーズへ出発する日に、妻から携帯に電話が入りました。
タカ航空でのチェックインが終わり、2階で出国手続をするところでした。



クレジットカード会社(VISA)から連絡があり、海外で不正に使われている可能性があるので、本人から電話
してもらうように言われたというものでした。そして、セキュリティ担当者の直通番号を知らされました。



ホンジュラスでは、クレジットカードは、ほとんど使用していませんので、何かの間違いくらいにしか思って
いなかったのですが、日本時間の月曜日に合わせて、夕方に電話することにしました。



サン・イグナシオのホテルには、クレジットカード利用の国際電話機が備えられていましたので、このやり方を
覚える良い機会かも知れないと思いました。



カハール・ペッチ遺跡に向かうところで、バンクーバーからベリーズを旅行中のIさんに出会い、一緒に行く
ことになりました。ホテルへの帰り道に、リゾートホテルに寄ってみました。少し早めの夕食にして、
クレジットカードでの支払を試してみたところ、つながらないと言われてしまいました。



レストランのカード読取機の故障かも知れないと、フロントの読取機にかけてもらったのですが、結果は同じ
でした。ホテルから日本へコレクトコールしてもらいました。クレジットカード会社へは、直ぐにつながり
ました。事情は、カードが、クレジットカード会社の判断でセキュリティがかけられていました。



3月7日に、米国ヒューストンで、ガソリンスタンドとマクドナルドの2ヶ所で使用されているというものでした。
3月7日は、ヒューストンにはいませんし、カードは手元にありますので、何故そうしたことが出来るのか不思議
だったのですが、カードが不正にコピーされて使われていたようです。



不正使用された分は、クレジットカード会社で負担されると言われました。
旅先のベリ−ズに限定して使うこともできるそうですが、その場でカードをキャンセルしてもらいました。



何となく思い当たるのは、パソコンでヒューストンのホテルを予約したことかも知れません。予約先がホテルの
ホームページかと思っていたのですが、予約専用の代理店だったようです。もしかしたら、その途中で、番号が
盗まれたのかも知れません。



驚いたのは、不正使用されたこともそうですが、クレジットカード会社が、不正使用の可能性があると判断して、
クレジットカードにセキュリティをかけていたことです。全世界では、何千万、いや億の単位のカードが発行
されていることと思われます。それが、一人一人のカード使用を、よくチェックされたものだと感心しました。



ただ、Iさんには、この間ずっとお待たせしてしまいました。申し訳なかったのですが、もし、このホテルに
寄らなかったら、宿泊ホテルの電話機を利用できずに、クレジットカード会社に連絡がつくまで、疑心暗鬼な
気持でいたことになります。Iさんには、ご迷惑をかけてしまいましたが、お付き合いいただいたことを感謝
しています。



間もなく帰国となりますので、クレジットカードを当てにしていたのですが、思わぬトラブルに遭遇して
しまいました。それにしても、クレジットカード会社のセキュリティ・システムには驚かされましたし、
まさか、こんなことまで経験することになるなど思ってもいませんでした。






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