くい打ちクレーン機が横転するという事故がありました。
新宿通りに面した麹町のビル建設現場で、くい打ちクレーン機が横転し、片道3車線を完全に封鎖する
という事故が起きました。
たまたま側の歩道を歩いていた62歳の女性が、倒れてきたフェンスが頭に当たり意識不明だそうです。
くい打ちクレーン機に直撃され、トラックに閉じ込められていた3人も、救助されるまでに数時間かかりました。
事故は、何時、何処で発生するか、全く予知できません。昨年事故を経験しましたので、こういうことが
あると、何か運命のようなものを感じてしまいます。ほんの数秒の違いで、あるいは、ほんの数センチの
違いで、同じ事故に遭遇したとしても、結果が大きく異なってしまいます。
原因については、突風だとか、くい打ちクレーン機のバランスだとか、また、つり上げる状態や重量で、
どのような操作だったのかまでを含めて、いろいろ検討されていくのでしょうが、事故に遭遇してしまった
人には、間に合いません。
運が悪かったというだけでは、何とも言葉がありません。
