「JICA・SV経験を活かす会」定例会に参加しました。




定例会は、毎月第一、第三水曜日に、JICA横浜の会議室で行われていました。
幸運だったのは、SEC栄イングリシュ・サークルに、シニア海外ボランティアとしてマレーシアに赴任されて
いたSさんがメンバーになっておられたことです。



Sさんと、桜木町駅で待ち合わせさせていただきました。今日の定例会では、通常の議題や連絡事項の後、
国際協力の現場を語るというコーナーで、Hさんが、赴任されていたネパール国を紹介されました。



ネパールというと、直ぐに、ヒマラヤをイメージしてしまいます。その昔、確かロイヤル・ネパール航空が、
ゴールデンウィークと年末年始に、名古屋からチャーター便を飛ばしていたと思いますが、王政が廃止された
ことから、ロイヤルの文字が消えたそうです。



ネパールには、8000メートル級の山が8つもあるそうです。しかし、平地もあると聞くのは、とても意外な感じ
がしました。それにしても、トレッキングで有名なポカラなどの写真は、ヒマラヤのイメージそのままでした。
そのポカラには、孤児院があり、日本人のカトリック神父さんが、数十年に亘って尽力されているそうです。



意外と言えば、宗教上の理由から、隣国のブータンやインドから難民が入っているそうです。また、ネパール
には、独特のカースト制度があり、名前を聞くだけで、身分の由来が分かるそうです。シェルパ族は、決して
高い身分ではないようですが、富裕層だそうです。荷物を運搬する仕事は、それなりに高収入なようです。



今日は、技能ボランティア海外派遣協会の方達も参加されていました。JICA派遣の民間版のようです。主に、
フィリピン、インドネシアスリランカといったアジア地域に派遣されているそうです。技能を登録しておく
ことで、現地からの要請と照らし合わせられるそうです。年齢制限は、一応70歳までだそうですが、柔軟に
対応されているようです。70歳まで、チャンスがあると考えると、それだけで、夢が広がります。



二次会にも参加させてもらいました。英語圏での駐在経験がないのに、英検1級の資格を持つ人がおられました。
それこそ、スーパーボランティアです。その努力たるや計り知れません。それに、皆さんからは、とても実年齢
には見えない溌剌さを感じました。



とても励みとなる出会いの日になりました。やることは、また、やらなければならないことは、まだまだ、
たくさんあるようです。






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