ガイアの夜明け「まだ使える・・・中古住宅活用法」が再放送されてい

田園都市線沿線の住宅地では高齢化が進んでいるそうです。高齢者にとって、何段もの階段を登らなければ
入れない家は、大きな負担になっていました。そうした住宅をリフォームして、若い世代へ引き継ごうと
いうものです。



高齢者の住宅所有率は80%だそうです。その資産を活用しようと考えた人がいました。自分の家を貸して、
その家賃収入で、もっとこじんまりしたマンションなどに住むというものです。リフォーム代の負担はある
ものの持ち家の家賃は生涯保証されるので、安心して暮らせるそうですから、一人暮らしで、庭の手入れ
などを持て余している人にとっては都合がいいようです。



一方、住宅を必要とする若い世代にとっては、月々の支払いが家賃と変わらなければ、購入した方が良いと
考えるのは自然です。中古といっても、家はリフォームされていますし、庭は年月を重ねた風情があります
ので、業者は、新築を超えるという言葉を遣っていました。何より、沿線の資産価値を維持することに大きな
狙いがあるそうです。



ホンジュラスの住宅を思い起こしました。当初驚いたことは、ほとんどの家に表札がなかったことです。
番地が表示されているだけでした。郵便物は、名前がなくても住所が明記されていれば届くそうです。
それに、塀の上には、防犯用の大きな金属製のコイルが巻かれていました。



首都テグシガルパの場合、住んでいる場所で、生活レベルまで分かるようです。よくタクシードライバー
F氏に、この地区には、貧しい人はいないとか、弁護士や医者、学校の先生が多いとか、教えてもらいました。



J氏宅は、高級住宅街にありました。塀の壁が続いていて、塀の入口は、人一人通るようなものでしたが、
中に入るとレストランではないかと思ったほど、庭には、テーブルが並んでいました。部屋でミーティングを
していた30人位の人が席についても、まだ人のいないテーブルがありました。



地方出身のM氏は、米国人の友人2人と3人で、大きな家に住んでいました。近所には、ランドマークのような
高級アパートがありましたが、家賃は、そのアパートの一室と変わらないようです。3人で分担する訳ですから、
お互いにメリットがあるようです。



一般的な庶民の家の場合は、周囲が舗装されていないデコボコ道でしたので、アクセス段階から分かりました。
玄関から奥まで、結構広いのですが、ワンルームでした。こうした家だと、自分で建ててしまう人もいるそう
です。



ライフスタイルに合わせるという言葉は、まだ死語ではないようです。
年月の経過と共に、家族の構成も変わっていきます。また、体力も、だんだん衰えていくことになります。



極めて個人的なニーズなのですが、そこにビジネスを見る人もいるようです。便利な世の中と言えばよいのか、
たくましいと言えばよいのか、何時の世も、虎視眈々と時代を見つめている人がいるようです。







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