気になる! オタマジャクシ「落下」のナゾ

テレビ朝日のサタスク番組で、魚が降ってきたことが紹介されていましたが、
昨日の朝刊社会面に、その記事がありました。



石川県七尾市の中島市民センター駐車場で、車のボンネットや地面に約100匹のオタマジャクシが散らばって
いるのを職員が見つけたのは4日夕。同市内では、約4キロ離れた場所でも8日朝、オタマジャクシ6匹が車や地面
に落ちているのが見つかった。同県白山市では、6日朝、車のフロントガラスなどに20〜30匹のオタマジャクシ
の死骸が見つかり、七尾市の南の中能登町でも9日夕、軽トラックの荷台や地面に約3センチの小魚13匹が落ちて
いた。
原因として挙がっている一つが竜巻説。気象庁天気相談所も「魚やオタマジャクシが空から落ちてきたのなら、
竜巻以外に原因は考えにくい」と言う。ただ、今回のケースについて言えば竜巻説には否定的だ。同庁の気象
レーダー観測は、1キロ四方ごとに気象情報を把握しているが、オタマジャクシが最初に見つかった4日夕に竜巻
の兆候はなかった。
竜巻ほど大きな気象現象ではなく、突風やつむじ風で、田んぼの水面にいたオタマジャクシなどが吹き飛ばされ
たのではないか。そう分析するのは、大槻義彦・早稲田大名誉教授(物理学)だ。「石川県だけでなく、ほかの
地域でも、探せば同じようなことが起きているはずです」
英国のケースと同様、鳥の仕業という見方があるが、山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の平岡考専門員(52)は
「鳥ではないと思う」と話す。「サギが魚などを食べる際には1匹ずつのみ込む。子に餌をやる時に吐き出すが、
何匹かが団子状に固まっていて、今回のように1匹ずつがきれいに分かれた状態にはならない」それぞれ決め手に
欠ける中、地元では「いたずら」説も聞かれるが、これも確たる根拠があるわけではない。石川県では「人への
影響も出ていないので、今のところ調査する予定はない」(環境部)という。さて、騒動の結末は?



13匹の小魚は、1軒の家の敷地内で発見され、冷蔵庫に保管されていました。テレビインタビューに応じて、
お祖母さんは、不思議だ、ご先祖様、お陰様という言葉を遣い、結婚式を間近に控えたお孫さんは、タイなら
めでたいが、フナでは、といい、お孫さんがフィアンセに電話すると、うそやろ、だったそうです。
世代によって、受け止め方が異なっていることが印象的でした。






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