天台座主 初の高野山参拝 という記事がありました。

天台宗総本山・比叡山延暦寺(大津市)の半田孝淳(こうじゅん)座主が15日、和歌山県高野山真言宗
総本山・金剛峯寺を訪れ、宗祖空海の誕生を祝う同寺最大の法要「弘法大師降誕会(ごうたんえ)」
に参列した。天台座主高野山を公式に参拝するのは初めてという。



空海天台宗の開祖・最澄は晩年、対立したとされるが、相互理解を深めようと昨夏から、
半田座主の高野山参拝を準備してきた。



午前8時10分頃、半田座主は和やかな表情で金剛峯寺に到着。大師教会大講堂での法要では、同寺の
松長有慶座主と並んで壇上に参列、稚児大師像に甘茶をかける「潅沐(かんもく) 作法」を行った。
この後、半田座主らは奥之院に向かい、空海が入定している御廟を参拝し、本坊で松長座主と会談。
半田座主は「手を携えて世界平和と仏法の交流にまい進できれば」と話した。



遥か昔、社会科の授業で、弘法大師(空海)、伝教大師(最澄)と習ったことを懐かしく思い出しましたが、
現代に連なるお二人の座主が、交流されるまでには、1200年の時が流れていたようです。






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