不況と言われている今、売れている住宅もあるそうです。

住宅を求める20代から40代で、中古住宅の購入が伸びているそうです。
世田谷にある築35年のマンション(63?)の価格が約2800万円、それに、内装リフォーム代金約800万円を加えて、
合計3600万円の部屋が紹介されていました。この地域の新築相場の価格と比べるとおよそ半額だそうです。



また、価格が550万円という中古住宅も人気があるようです。一戸建て住宅が、この価格で買えることなど
考えにくいのですが、郊外の目玉商品なのかも知れません。



都下では、2LDKマンションを購入して、月々の支払が約5万円というのもありました。実際の返済ローンは、
月に10万円なのですが、部屋を2つに区切り、半分を人に貸し出すことで、半額になっていました。借り手が
いなくても、不動産会社が負担する仕組だそうですので、家賃並みの支払で、自分の住宅を手に入れられる
ことになります。



一般的に住宅を即金で買える人は希で、ローンを組むのが普通なのでしょうが、購入後に返済額がアップして
いくローンもあります。ボーナスが支給されなかったり、リストラにあったり、会社そのものが倒産して
しまったりすると、せっかく手に入れた住宅を手放さざるを得なくなってします。最終的に、競売にかけられ
てしまう物件が増えているのも事実だそうです。



一方、住宅産業では、太陽光発電が脚光を浴びています。
現在、太陽光発電関係の展示会が開催されているそうです。環境への配慮、また経済的な理由から、
太陽光発電システムを購入している消費者も増えているようです。それを見込んだ異業種参入もあり、
今回の展示会は、100社ほど増えて303社が参加しているそうです。



屋根に太陽光発電システムを取り付けると、工事費が約200万円かかるそうですが、エコに対して20万円の補助
があるそうです。自宅の電気を賄った後の余った電気は、電力会社が2倍の価格で購入してくれるそうです。



不況と言われている中にも、新たな需要が生まれているようです。






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