世界陸上での日本選手の活躍記事(読売新聞 朝・夕刊)です。
尾崎 女子マラソン「銀」(朝刊)
[ベルリ=近藤雄二]
陸上の世界選手権最終日は23日、ベルリンで行われ、女子マラソンで尾崎好美(28)(第一生命)が
2時間25分25秒で銀メダルを獲得した。女子マラソンでのメダルは2大会連続。今大会、全種目を通じて
日本の初メダルとなった。優勝は白雪(中国)で2時間25分15秒。尾崎は終盤、白雪との激しい先頭争い
を演じたが、最後に力尽き、日本勢としては鈴木博美以来となる12年ぶりの金メダルを逃した。
加納由理(セカンドウィンドAC)が7位入賞した。
やり投げ村上「銅」(夕刊)
[ベルリ=近藤雄二]
陸上の世界選手権最終日は23日、ベルリンで行われ、男子やり投げで村上幸史(29)(スズキ)が82?97で
3位となり、五輪、世界選手権を通じてこの種目で日本選手として初めてメダルを獲得した。これまでの
最高成績は1987年ローマ大会の溝口和洋(ゴールドウィン)の6位だった。
投てき種目での日本選手のメダルは、2001年エドモントン大会で銀、03年パリ大会で銅を獲得した男子
ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)以来2人目。