任期満ホンジュラスから帰国した青年海外協力隊員S氏と会いました。

ホンジュラスでは、首都テグシガルパでの歓送迎会や、僅かな期間でしたが、JICA事務所の日本人補習校などで、
また、土産品開発プロジェクトのメンバーとして、S氏の任地・首都近郊のヴァジェ・デ・アンヘレスなどで会う
機会がありましたが、日本で会うのは初めてのことです。実際、親子ほどの年齢差なのですが、普通に会えて話
を交わせることを、不思議に感じます。



S氏は、滅多に経験することのない外出禁止令を体験されていました。予告された数時間前から、バスやタクシー
などの交通手段がなくなっていたそうです。彼らにしても、家に帰るまでの時間を考慮しなければなりません。
また、外出禁止令が解除されると、食糧や日用品を買い求める人達で、スーパーには長い列が出来ていたそうです。



赴任当初、JICAホンジュラス事務所から、万が一に備えて、2、3週間は生活できるように、と指示されていました。
ボトル水も常に1本の予備がありましたが、Nさんは、倍の2本備えられていたことを思い出しました。空港が閉鎖
され、国境の出入国ゲートが制限されてしまうと、物資の移動も限られてしまいますので、予想以上の混乱が
あったのかも知れません。



幸い、皆さんは、元気で過されているそうです。いずれにしても、任期が終了すると帰国されることになります。
来年の1月、そして、3月で、顔馴染みの人達が戻ってこられます。先日のホンジュラス同窓会のように、再会でき
る日を楽しみにしたいと思います。



S氏は、嘗て新宿がホームベースだったそうです。未だ行ったことのない都庁を案内してもらいました。
建物は、格子とICチップをヒントにデザインされたそうです。1階の小さなガラス窓のポイントから、建物の
先端を見上げられました。休日でしたが、無料のエレベーターが稼動していて、45階の展望台へ昇れました。
展望台では、外国人の姿もありました。






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