W杯出場 和解の追い風 毎日新聞の記事です。

[メキシコ市・庭田学]中米ホンジュラスのクーデターで追放されたセラヤ大統領と暫定政権は29日に
「和解合意」し、政治危機は収拾する見通しになったが、同国が来年のサッカー・ワールドカップ(W杯)に
出場を決めたことが、和解への追い風の一つになったようだ。



ホンジュラス政治危機
 ホンジュラスは10月14日、28年ぶり2回目のW杯出場を決めた。暫定政権は翌15日を臨時に祝日にした。
歓喜する国民の関心は政治危機よりもサッカー一色になり、4ヵ月に及ぶ混乱の早期解決を望む声が高まった。
 クーデター政権のミチェレッティ暫定大統領は29日の和解案合意の演説で、「W杯出場決定で、大切な
ことは分裂ではなく、一体になることであるという思いを全国民が受け取った。偉大なる代表チームが、
一丸となることで前進できることを我々に思い出させてくれたのだ」と述べた。







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