新型インフル 入院累計5000人超す 毎日新聞の記事です。

14歳未満が8割 死亡は49人に
 厚生労働省は5日、新型インフルエンザ感染による入院患者が、集計を始めた7月28日以降の累計で5000人を
超えたと発表した。14歳未満が83%を占める。1週間で1000人を超えるなど増加の一途をたどっており、厚労省
流行拡大に伴う重症化や死亡の増加を警戒している。
 入院患者の累計は3日までで5072人。10月7〜13日の週で初めて500人を超え、同21〜27日は1016人に達した。
同28日以降の1週間は813人だが、今後報告が増えて前週を上回る可能性が高い。男性が3249人で64%を占めるが、
男女差がある理由は不明という。
 年齢別では▽0から4歳902人▽5から9歳2204人▽10〜14歳1110人▽15〜19歳228人▽20歳以上628人。36%の1832人
に基礎疾患があり、3分の2はぜんそくなど慢性呼吸器疾患だった。急性脳症は166人が発症した。
 一方、5日までの死亡者は49人で76%に当る37人が成人。基礎疾患があった患者は33人いる。
 また、10月25〜31日の学校(保育所、幼稚園、小中学校)の休校と学年・学級閉鎖数は1万7822校で、今季最多を
更新した前週(1万3964校)の約1.3倍に増えた。休校措置を取った学校の欠席者は約24万人に上る。[清水健二]






 
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