ワシントンD.C.に着きました。

利用便のユナイテッド航空でチェックインしようとしたら、端末で入力するように案内されました。日本語
表示を選んでいるのですが、予約をした時のカードか、メンバーカードを端末に挿入するという指示画面で、
行き詰まってしまいました。



予約は電話でしたし、マイレッジのメンバーに加入はしたものの、カードは受け取っていません。外国人に
忙しく対応している航空会社の職員に応援を頼んだところ、支払をしたクレジットカードを挿入するように
言われました。その後、何とか継続入力出来ましたが、一人ではパニックに陥ってしまいます。



16時20分の出発は、到着便の遅れに準じて30分ほど遅れましたが、隣のゲートの台北行き便は、翌朝になると
アナウンスされていました。8割ほどの乗客は、米国人と思える人が多いのですが、韓国人と中国人の姿が、
目につきました。



機内のサービスも、航空会社によって異なるようです。アルコール類は無料でした。躊躇しながら確認しま
したが、ケチケチ旅行には欠かせません。航空会社も、機内の経費を切り詰めているようで、昔のように、
おしぼりのサービスはありませんでしたし、食事のメニューは、機内アナウンスで対応していました。食事と
言えば、ミニカップラーメンの夜食がありました。



米国への入国書類は、国籍を伝えると、日本語で書かれた査証免除書類を渡されました。入国審査は、両手の
指紋入力と写真撮影で完了です。ただ、ESTA電子照合システムの記録が反映されていないので、帰国時に
チェックするようにアドバイスされました。有効期間は2年間です。



手荷物検査は、パソコン、ジャケット、靴をトレイに入れることになります。成田空港で預けた荷物を受け取り、
税関審査を受けました。携行食糧があり、申告書に記入していましたが、肉類や果物の所持を質問されました。
また、ご飯のパックは、米が調理されているかどうかを尋ねられました。



荷物は鍵をかけられないため、数字で施錠できる検査対応型のベルトを使用しました。接続便への係員に渡すと、
そのままベルトコンベアーに送られ、最終目的地のブエノスアイレスで受け取ることになります。荷物の間を
動く小さな警察犬を見ましたが、麻薬だけではなく拳銃もかぎ分けられるそうです。



既に、成田空港でブエノスアイレスまでの搭乗券をもらっていましたが、ゲート番号は未記入でした。
ゲートへの入口で、係員に確認しました。



両替窓口には、アルゼンチン通貨のペソはありませんでしたが、ことのついでに、本屋の場所を教えてもらい
ました。教えられたC19ゲート近くで、買いたいと思っていたロンリープラネットの南米版(約34米ドル)を見つけ
ましたが、本の厚さは、5cmもありました。切って使うことも考えましたが、行く先々で情報を入手していく
ことにしました。



SAMSUNGの電源スタンドがありました。ヒューストンの空港にあったことを思い出しましたが、使用するのは初め
てです。恐らく韓国人が、このスタンドを目にしたら、誇らしく思うかも知れません。お陰で、ユナイテッド航空
の待合室Red Carpet One Time Pass(50 米ドル)を利用することなく、接続の待ち時間をパソコンに向かって過ご
すことが出来ました。



携帯に電源を入れたところ、自動的にニューヨーク時間と日本時間が表示されました。人に現地時間を尋ねる必要
もありませんし、時差の計算をすることもありません。大昔の一般旅行業務取り扱い主任者試験問題に、日本時間
の何時になるのかという問題が出題されていたことを思い出しました。



国際対応携帯電話の便利さを実感出来るのですが、あちこちで鳴る電話の音に、つい過剰反応してしまう自分が
いました。




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