バス旅行の始まりです。

Don Otto社のPuerto Madryn行きのバスの出発時間は、12時ちょうどです。Retiroバスターミナルには、少し
早めに来るように言われていました。実際、ターミナルの入口から、15番〜25番搭乗口までは、かなりの距離を、
荷物を持って歩くことになります。



VI・LUZ Y ENTRE HOSTELでタクシーを頼んだら、クーポンを発行してくれました。料金は、26ペソ(650円)です。
荷物のことを考えると、コレクティーボを利用する訳にはいきません。11時には着くようにして、10時30分に
迎えに来てもらうように予約しました。



タクシーも予定通りに来てくれ、11時には、Retiroバスターミナルに入りました。ところが、荷物の手続きを
すると言われていたB搭乗口は閉まっていました。職員だと思って尋ねたのは、タクシーの受付でしたが、出発
の案内画面を見ることと、アナウンスに注意するようにアドバイスされました。通常は、出発時間の5分位前の
案内になると言われました。



少し遠回りとなりましたが、直接搭乗口へ進みました。Don Otto社バスが入って来ました。荷物を預け、預り証
を受け、2階席へ上がりました。最も危惧していた芳香剤スプレーの臭いは、感じませんでした。一応、エチ
ケット袋、水、食塩を準備していました。Puerto Madrynまでの乗車時間は、翌朝8時15分までの20時間15分です。



知らない道を行くのは、とても楽しいものです。そこでは、ごく日常と思える景色を見ているだけなのでしょう
が、来て良かったと思ってしまいます。日本国内でも、まだ行ったことのない所は、たくさんあるのに、この辺
の感覚は、自分でも不思議に思います。



ドライバー氏は、決して無理をしていません。車のスピードを規制しているマウンド上では、ほとんど停まる位
の速さです。ロータリーでも、ゆったり右左折を確認しているかのような運転でした。



長時間の移動ですので、食糧を携行していました。12時を過ぎたところで、昼食を済ませたら、13時頃に車内で
食事が配られました。結構しっかりした内容のものでした。食事が付いているなどとは、全く頭になかったため、
確認することさえ思いつきませんでした。この昼食なら、夕食が期待できると思ったら、クロワッサン2個で、
飲物のサービスもありませんでした。1日の中で、エネルギーが必要なのは、夕食より昼食という考え方のよう
です。



単調な景色が続きました。



ちょっとしたことから、ドライバー氏と写真を撮ることになりました。夜行バスは、初めての体験かも知れません。
ホンジュラスにいた時、首都テグシガルパから、ニカラグアコスタリカパナマまで、パンアメリカンハイウエイ
をバス旅行しましたが、夜間の移動はありませんでした。



煎餅やチョコレートなど、100円ショップで結構、懐かしく立派なおやつが買えます。子供の頃の遠足の気分です。
子供の遠足と違うのは、一人で旅行していることと、ガイドさんがいないことかも知れません。



遠足を楽しみたいと思っています。






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