プエルト・マドリン(Puerto Madryn)に到着しました。

単調な景色が続いています。車内の温度は、24度に保たれています。



朝焼けを見ました。前面180度の視野に、何段もの雲の隙間を薄いピンク色が、左から右へ広がっていきました。
雲は淡い水色のような色になっていました。Mr.マリックだと、デジカメを持った手を、ガラスを突き通して、
外の景色の写真を撮れるのでしょうが、いくらシャッターを押しても、フロントガラスの汚れの方が目立って
しまいました。



途中、制服・制帽の係官2名がバスに乗り込んで来て検問がありました。国籍を尋ねられ、パスポートの提示を
求められました。手荷物も、しっかりチェックされました。



近くの女性に尋ねたら、麻薬所持の検査をしていると言われました。アルゼンチンでは、5gまでの麻薬なら、
個人の消費として認められているそうですが、5gを超えて所持していると、売人と看做されて、処罰の対象と
なるようです。単調なバス旅行でのハプニングでした。



バスは、ほぼ予定通りに、Puerto Madrynに着きました。



ブエノスアイレスで予約してもらったHostel Viajerosまでは、歩いて行けると聞いていましたが、タクシーに
料金を尋ねたら、5ペソ(125円)というので利用しました。



Hostel Viajerosでも、インターネットは無料で利用できましたが、WiFiという無線のため、接続できません
でした。他のホステルを何軒か当りましたが、接続できる所がなく、Hostel Viajerosで宿泊することにしま
した。1泊朝食付40ペソ(1,000円)でした。



部屋は4人部屋で、トイレとシャワーが付いていました。先客は、スウェーデンから来ていた若い男女、それに、
ハイデルベルクからの男性でした。女性が同室だったことに驚きましたが、台所で会ったナポリからのカップ
も同室なのかも知れません。さり気ない会話の中で情報交換が行われていました。



食堂にいたら、日本語で声をかけられました。これまでに、7ヵ月間を中南米で過しているそうです。ロサンゼ
ルスからメキシコに入り、中米ホンジュラスでは、2日後に政変が起きたのを新聞で知って驚かれたそうです。



各国の出入国をどのようにクリアーしているのか、ずっと気になっていました。陸路だと問題ないそうですが、
パナマからコロンビアへの航空券を購入する際に、所持金などを尋ねられたそうです。まだまだ、旅を続けられ
るそうです。



半島を巡るツアーに申し込みました。ホステルを8時半に出発して、19時に戻る1日のツアーです。通常250ペソ
(6,250円)のツアーを、このホステルでは、200ペソ(5,000円)で販売しているそうです。60歳以上の年齢割引を
尋ねたら、10ペソ引いてくれました。



夕方になって、海が荒れているため、ツアーは、1日延期となりました。夕方といっても、まだ陽が高く、暮れ
始めたのは、20時半頃でした。どうにも眠くなり、21時には寝てしまいました。






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