ウシュアイアへ行くのに、チリ領を通過しました。

Tecni Austral社のバスは、1時間遅れの9時30分に出発しました。11時に国境地帯に到着し、アルゼンチンの
出国手続が始まりましたが、大勢の出入国者で混み合っていて1時間ほどかかりました。



今度は、チリの入国手続です。ここでは、45分でした。税関検査は、どうするのだろうと思っていたら、
係官がバスに乗り込み、申告書を受け取っていきました。麻薬犬が、バスの周辺を嗅いでいました。



しばらく、チリのパタゴニア・ステップを走り、再度国境地帯で、チリを出国し、アルゼンチンに入国しました。
荷物のチェックは、ありませんでした。親しげに、日本語で、コンニチワと挨拶されました。



ウシュアイアへは、バスごとフェリーで渡りました。所要時間は20分ほどだそうです。肌寒いのですが、写真を
撮れるため甲板に上がりました。前方にいた人達は、波をもろに被っていました。船長からバスに戻るように
指示があったのですが、ドルフィン!という言葉に、飛び出しました。トニーナと呼ばれる小型のイルカで、
フェリーに寄り添っていました。



リオ・グランデに到着しました。コルドバから来た隣の女性、上海生まれで、日本人と分かって話しかけてきた
女性、更に、その隣にいた男性と、アルゼンチン式の挨拶で別れました。アルゼンチンでは、握手の後に男性
ともベソをするそうです。



バスが乗換となりました。ここからは自由席でしたが、依然として満席でした。旅行シーズンを先駆ける人達が、
旅行シーズンを広げているようです。言葉を交わした女性が手招いてくれました。ウシュアイアの住人で、とても、
話し好きな人でした。情報収集とスペイン語会話の3時間となりました。



ウシュアイアには、21時30分に到着しましたが、まだ明るさが残っていました。





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