ルート40を北上して、ペリト・モレノに来ました。

エル・チャルテンからバリローチェまでは32時間で、料金は370ペソ(9,250円)だそうです。今回の旅行では、
無理は重ねないと決めていますので、多少高くなりますが、バスでの2泊は避けました。結果、途中にある
ペリト・モレノで下車しました。



昨夜のバスは、満席でした。バスの予約は、早目に済ませておいた方が良いとアドバイスされていましたので、
既に、バリローチェまでの乗車券を購入しています。ただ、TAQSAとMARGAが同じバスだと言われても、少し
気になっていました。確認しようと思って、30分前にバス会社事務所へ行ったのですが、閉まっていました。
タクシー料金は、10ペソ(250円)でした。



出発は、23時25分なのですが、感覚的には21時台の感じです。バスは、20分ほど遅れて出発しました。小さな
エンパナーダ、薄いサンドイッチと小さなケーキが入ったセットが配られましたが、夜食のようです。



ブランケットを持っていましたが、車内は、暖かでした。山道を歩いた疲れのせいなのか、直に眠れました。
何処ででも寝られるのは、こんな時、便利です。



7時頃に目が覚めました。道路が舗装されていないため、ゆっくり運転が続いていました。
感心するほど、道に準じた走行をしていました。



隣の席の男性は、英国ウェールズ出身で、現在はオーストラリアで暮らしているそうです。南米を3ヵ月旅行した
後、米国テネシーナッシュビルへ行くそうです。大昔、親会社の工場を訪問したことがあります。ジャズだっ
たかカントリーウエスタンだったか、音楽祭が開かれると言ったら、ギター奏者だと応えてくれました。



民族衣装のキルトの話になりました。地方毎に色が定められているそうです。ウェールズは緑と赤、スコット
ランドはパープルと青、アイリッシュは緑と白だそうです。伝統的には、下着はつけないそうです。結婚式など
に民族衣装で出席した人が、飲んだ勢いからなのか、伝統に則っているかどうかを問われ、スカートをまくって
証明する一幕もあるそうです。



バスは、予定通り12時に着きました。



エル・チャルテンのホステルで紹介されていたホテル・ベルグラーノには、空きベッドがありました。料金は、
60ペソ(1,500円)。一見、個室のようにも思えましたが、奥の部屋に、二段ベッドが3つあり、7人が泊まれる
ようになっていました。



スウェーデンからのファミリー8人が、やってきました。まさか、日本人と一緒になろうなどとは思いもかけな
かったことだと思います。これまで、4人部屋、6人部屋までしか見ていません。8人で旅行すれば、大抵の所は
他人が入り込む余地などなさそうですが、ここは、7人部屋でした。



ご主人は、東京に友人がいて、富士山の登山経験もあるそうです。握手を交わしたものの、何とも複雑な思いが
しました。



インターネット店は、廃業していました。クリーニング店を見つけて、立ち寄ったら、1点5ペソ(125円)で、
ジーンズは10ペソ(250円)と言われました。正直、高いのか安いのか分かりません。ジーンズなど9点を持ち
込んだら、何も言わないのに、30ペソ(750円)にしてくれました。16時に頼んで、21時の閉店までには仕上
がっていました。



クリーニング店を利用することを考えていたら、荷物は、もう少し抑えることができたかも知れません。





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