チジャンの街を歩きました。

チジャンは、マプーチェ族の言葉で、シージャ・デル・ソル(SILLA DEL SOL)の意味だそうです。チジャンそのもの
が椅子で、そこに太陽が座って休むそうです。だからチジャンは暑いのだと、詩的に表現した地名のようです。



歩いて動けるのは嬉しいです。宿を出て直ぐの所で、ヤマハバイクの3人の警察官に会いました。日本のバイクです
ね、と声をかけたら、チリのバイクで、なかなかいいよと、おどけられました。写真を撮らしてもらおうと思った
ら、一緒に写ることになりました。



カテドラル(大聖堂)へ向かったのですが閉まっていました。一回りしたら、歩道橋のようなものが目に入りました。
自転車でやってくる人がいました。登ると駅舎が見え、行ってみると、10時発のサンティアゴ行が出発するところ
でした。



不勉強もいいところです。チジャンからサンティアゴまで列車がありました。ただ、サンティアゴの文字はなく、
アラメーダと書かれていました。通りの名前だそうで、ことさらサンティアゴと書かなくても、誰もが知っている
そうです。料金を尋ねたら、9,800チリ・ペソ(1,860円)と言われました。



バスターミナルへ行き、既に購入していた明日の乗車券をキャンセルしました。キャンセルチャージは購入額の15%
で、1,485チリ・ペソ(約280円)でした。理由は言えず心苦しかったのですが、わがままを通させてもらいました。



大聖堂だと思って目指した所は、チジャン聖母カルメン教会(PAROQUIA VIRGEN DEL CARMEN DE CHILLAN)でした。
写真の許可を得ようとしたら、中を案内してくれました。97年の歴史があるそうです。1939年の地震では、上部2本
の塔は崩れ落ちたそうですが、建物は無事だったそうです。木造建物で、修道院でもあるそうです。



大聖堂は、プラーサ・デ・アルマス(PLAZA DE ARMAS)の正面にありました。建物は、1939年の地震で全壊し、再建
されたものだそうです。周辺には、モールがあり、覗いてみました。



バーゲンセールの時期のようで、大半の商品が半額で販売されていました。願ってもないチャンスです。北に向うと
暑くなりますので、サングラスを探していました。定価の5分の1の値札がついているものもあり、試したかったので
すが、商品棚の鍵を持っている売り場責任者は不在でした。



マクドナルドで昼食にしました。発売されたばかりのチキンサンドとコカコーラ(小)で1,540チリ・ペソ(約300円)
でした。店の前で、テレビか映画の撮影が行われるようでした。



3階でサングラスが販売されていましたが、チリのクレジットカードで購入しないとディスカウントされないと言わ
れてしまいました。先ほどの店に戻り、今度は試せたのですが、どれもしっくりしませんでした。



何気なく覗いた店では、ブランド商品が36,000チリ・ペソ(約6,800円)で、次のランクが9,900チリ・ペソ
(約1,900円)でした。いろいろ試しましたが、合いませんでした。レイバンがこの金額で買える訳がないと
思って尋ねたサングラスは、Riy-Donでした。



ところが、このサングラスは、目にかけた感触もほとんどなく一番馴染んでいました。ブランド商品が目的では
なく、取り敢えず必要ではないかと思っているだけですので、安く買えるに越したことはありません。それに、
レイバンを持っている人はたくさんいても、このRiy-Donをかけている人はいないのではないかと言い聞かせて
買うことにしました。



日本から電話がありました。U先生からでした。
いつもブログをご覧いただいているそうです。恐縮しますが、励みになります。



明日は、列車でサンティアゴへ向かう予定です。





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