イルージャ(IRUYA)は、山を越えた所にある小さな村でした。

サルタのゴンドラ1Fにある観光案内所で、ウマウアカ(HUMAHUACA)滞在中に、是非、1日割いて、イルージャを
訪れるようにアドバイスされていました。



ウマウアカからイルージャまでのバス料金は、片道14ペソ(350円)ですが、往復だと25ペソ(625円)でした。
途中、10分間の休憩があったものの、山を登って、下って3時間かかりました。



アーバスではなく、一般路線バスなのですが、見晴らしのよい場所で、3分間の写真タイムをとってくれました。
実際、利用者の大半がバックパッカーで、途中で乗り降りする地元の人は、数人でした。何だか、この料金では、
申し訳ないように思えてしまいました。8時丁度発の臨時バスを利用しましたが、観光シーズン真っ只中なのか、
同時刻に2台のバスが用意されていました。



昨日と同様、Tシャツにウインドブレーカーで、出かけてしまいました。朝の山の気温は涼しさを通り越していて、
途中の売店で、思わずアルパカのセーター(40ペソ・1,000円)を買ってしまいました。



バスが、イルージャに到着すると、期せずして拍手が起きました。ほぼ満席の大型バスの乗客の誰もが、狭い山道
を見事なハンドル捌きで運転した熟練ドライバーへ、敬意と感謝の気持を表したかったようです。山道に柵などは
なく、一歩間違えれば、転落してしまいます。後部座席からバスが右左折する様子を見ていると、一瞬、道が消え
てしまうような感じでした。



坂を上がった所にあるバス会社の窓口で、12時発の帰りの臨時便バスを予約しました。



ホステルの呼び込みの男性から話かけられました。1泊25ペソ(625円)だそうです。本当に、日帰りでは、もったい
ないかも知れません。トレッキングすれば、更に見事な景色に出会えたかも知れませんが、車窓からの帰路の景色
を楽しみました。





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