出て来い!出て来い!拓大生! 中務先輩の思いです。

昨年10月、池袋で、拓殖大学ラテンアメリカ研究会60周年記念イベントが、催された際、中務先輩ご夫妻と、
ほんの少しお話させていただきました。ご夫妻は、大勢の人達と話を交わされていましたので、恐らく、
記憶に留まるようなことはなかったかも知れません。



海外で活躍されている諸先輩が、ご挨拶されました。中務先輩は、アルゼンチンへいらっしゃいと呼びかけ
られていました。それまで漠然とした南米への思いに、背中を押してもらったことになります。



当初、ブエノス・アイレスで1、2ヵ月間、生活することを考えていましたが、アパート代が、思っていた
よりも高かったため、移動することに切り替えて、アルゼンチンの世界遺産を訪ねることで、アルゼンチン
を知ろうと思いました。



アルゼンチンやチリで活躍されている先輩達がおられることは、十分承知していました。出来るだけ迷惑を
かけないようにとも思い、黙って通り過ぎる積りでいましたが、タイミング的に、アルゼンチン・チリ・
ダカールラリーの時期と重なったこともあり、結果は、すっかりお世話になってしまいました。



特に、中務先輩ご夫妻には、宿泊、食事、観光と、生活の全ての面で面倒を看ていただきました。ホステル
では、複数の人達と同室だったため、お互いに、貴重品や荷物といった余計な心配事がありましたが、1人
部屋で安心して過ごすことができました。



中務先輩は、アルゼンチンに来たら、是非寄って欲しいと言われています。現役でもOBでも大歓迎と
言われています。居心地が良いので、すっかり甘えてしまい、2週間も滞在させていただきました。



拓大を卒業したものの、拓大を感じるのは、たまに、同期の友人達に会う時くらいですが、中務先輩にとって
は、拓大と日の丸は、片時も離れることはないようです。恐らく、他の先輩方も同じ思いのようです。



中務先輩は、また、先輩から受けた恩は、後輩へ返せと言われます。それが拓大の伝統だと言われました。



こんな時ばかり、後輩で申し訳ないと思ってしまいます。
お陰で、何の心配もなくブエノス・アイレスの日々を楽しむことができました。



写真のマークは、日本料理レストラン「日本橋」が、レストラン部門で、2009年インターネットのアクセス
が1番だったことで贈られたものだそうです。



また、警察官立ち寄りマークの中心には、鶏が描かれています。ホンジュラス同様、アルゼンチンでも、
鶏が強さの象徴のようです。





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