リベルタッ・デ・コマヤグアのフェリア(祭)で、日本文化紹介

2007年7月28日のことでした。



リベルタッ・デ・コマヤグアは、青年海外協力隊員・鈴木さんの活動地で、太平洋と大西洋の中間点
コマヤグアから、更に、車で1時間ほど北上した所でした。



2週連続で、日本文化が紹介されることになりました。青年海外協力隊員の皆さんも分担されて
いたのか、サン・マルコス・デ・コロンとは異なった趣向で、広場に設置されたテントの中は、
算数コーナー、折り紙コーナー、絵の具コーナーになどに分かれていて、珍しそうに子供達が
大勢詰め掛けていました。



今回の舞台は、全員が宿泊したホテルの目の前にある常設ステージでした。その舞台で、浴衣を
着せられたホンジュラスの子供達が、米百表を発表しました。手作りの絵を背景に、順にマイクを
手渡しながら、台詞を物語っていましたが、聴衆は、熱心に耳を傾けていました。前日本大使が、
ホンジュラスに米百表を紹介されたように聞いています。



一般的に、ホンジュラスでは、日本のことを知らない人が多いのですが、中には、自分の見識を
確かめるかのように、戦後の日本が、いち早く復興を成し遂げた理由は何だったのかと尋ねてくる
人もいました。



話題は、教育、躾、小集団活動、改善へとつながっていきました。後日、躾に関しては、農村地帯の
早婚の慣習がありました。14、15歳という、親自身がまだ子供の段階で、子を儲ける訳ですから、
躾や教育には、ほど遠いことになります。例え、十分な教育があっても、無責任さに愛想をつかし
たり、嫉妬心だったりなどで、働くシングルマザーも多いそうで、躾は行き届かないようです。



大勢の子供達にとっては、日本文化を身近に感じてもらえたようでした。
また一人、鈴木さんがリベルタッ・デ・コマヤグア市で存在感を示されました。青年海外協力隊員の
活発さでは、女性隊員が際立っているように思えました。



翌29日は、サン・ヘロニモに寄りました。





人気ブログ・ランキングへ