サン・ホセ・デ・コリーナスへ向かいました。

2007年8月4日のことでした。



8月5日のサン・ホセ・デ・コリーナスのフェリア(祭)で、日本文化紹介が予定されていました。
同地で活動の青年海外協力隊員・片岡さんが参加協力を呼びかけていました。日本文化紹介の
戦力にはほど遠く、かえって迷惑なのではないかと心苦しく思いながら、片岡さんへ電話した
ところ、快く迎え入れていただきました。



早速、観光庁で休暇を申請しました。



行動を起こすことで、周囲の人達と、コミュニケーションを図れました。統計課のカルメンさんに、
休暇申請の文面を添削してもらっていたら、隣席のホセさんから、サンタ・バルバラは美人で知られ
る土地柄、何でも、混血しなかったヨーロッパ人社会が残ったため、肌は白く目は青い、とウインク
されました。ネリー商品企画開発部長からは、ホンジュラスには、地方自治体の数が、確か、298あり、
1年に1度、フェリア(祭)が開催されていると教えられました。



初めての単独行動で、先ず、コマヤグゥエラのバスターミナルへ行きました。サンタ・バルバラ
10時30分発のバスに乗車、途中のコネッホで、青年海外協力隊員・斉藤さんと合流。斉藤さんから、
このバスに乗れないと、行けなくなるので、ドライバー氏に見落とされないように、と頼まれて
いました。



サンタ・バルバラには予定通り、14時に到着しました。驚いたことに、片岡さん、川本さん、木村さん
の3人が出迎えてくれました。サンタ・バルバラ市内の土産店をのぞきました。フンコ(イグサ)の産地
だそうで、イグサで作った民芸品は、軽くて小さく値段も手頃で、よい記念になりました。



サン・ホセ・デ・コリーナスへは、ミニバスで終点まで行き、更に、ピックアップに乗換えました。
人里離れた山の中という言葉がありますが、途中、人の気配など全くありませんでした。1日、2日で
帰れる者には、清々しい空気に、見慣れぬ景色で申し分ありませんが、さぞかし、不安な気持になら
れただろうなと思いました。



この先、果たして人が住んでいるのだろうかというところで、突然街が現れるという感じでした。
街が豊かなのかどうかは、ある程度、道路で判断できました。どの街へ行っても、主要道路はきちん
と舗装されていましたので、脇道が判断基準となりました。その点、サン・ホセ・デ・コリーナスは、
豊かなように思えました。舗装されていなかった道は、馬から的を射る流鏑馬のような競技のための
道でした。



明日の打ち合わせをしていたら、思いもかけなかった花火が上りました。
美味しかったカレーライスと共に、懐かしく思い出されます。





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