テグシガルパ郊外のサンタ・ルシアへ行きました。

2007年8月12日のことでした。



サンタ・ルシアは、テグシガルパからは、車で30分位の所で、気分転換には、手頃な観光スポット
です。ホンジュラスの世間というのも狭いようで、この日、サンタ・ルシアの教会前で、青年海外
協力隊員や、ホンジュラス人の家族に出会いました。



いつものように、アパートの柏田さん、中野さんから誘われました。サンタ・ルシアへは、タクシー
を利用しましたが、運転手のフェルナンド氏は、中野さんの送迎担当で、中野さんは、前任者から
紹介され、そのまま引き継がれていました。フェルナンド氏は、時間を守ることには定評があり、
その後、中野さんの合間の時間帯で、観光庁へも送迎してもらうことにしました。



街を流しながら、客を探すことを考えれば、JICAシニア海外ボランティアを固定客にすれば、これ
ほど効率がいいことはありません。親心のような積りで、支払に関して、後払いを提案しました。
観光庁の分は、元々なかったものと思って、1ヵ月間我慢すれば、1ヵ月後には、ある程度まとまった
お金として受け取れ、そのまま使ってもいいし、貯金もできると交渉したのですが、フェルナンド氏
には、全く通用しませんでした。



その日の稼ぎは、その日の内に欲しかったようで、それならむしろ、1ヵ月分を先払いして欲しいと
いう感覚でした。日本人を信用していないということではなさそうでしたが、貯金をするという感覚
そのものが、ないように思えました。結果、日々に支払うことで落ち着きました。



ラジオタクシーでは、その都度のドライバーでしたので、覚えたてのスペイン語表現を繰り返して
練習できましたが、朝夕、同じ運転手となると、そうはいきませんので、それなりに話す内容その
ものが必要となっていきました。



タクシー運転手に共通していたのは、通りで女性を見かけると、必ず見ることでした。中には、
ラクションを鳴らして、振り返らせる人もいました。ホンジュラスの女性も、そんなことには
慣れているようで、気にもかけていないようでした。



それにしても、ホンジュラスの人は目が良いのか、思っていた以上に周囲に気を配っていました。





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