「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロ(巨匠)たち」を見ました。

渋谷でアルゼンチン映画に出会いました。スペイン語の題名は、カフェ・デ・

ロス・マエストロス(CAFÉ DE LOS MAESTROS)で、CDアルバムのタイトルと同じ

でした。



タンゴの巨匠たちの名演奏をアルバムに残そうということから、このドキュメン

タリー映画が製作されたそうです。高齢化が進んだマエストロ(巨匠)たちのスタ

ジオでの録音の様子が記録されていました。



そして、22名のマエストロ(巨匠)たちが一堂に会し、1回限りのコンサートが

開催されました。コンサート会場は2月の時点では、まだ改装中だったブエノス

アイレスのコロン劇場でした。ミラノのスカラ座、パリのオペラ座と共に、世界

3大劇場と呼ばれているそうです。



平日のこの映画は、シニアで満席でした。



ブエノスアイレスで、中務先輩にお世話になってから早5ヵ月が過ぎました。

確か、先輩が話題にされていたようでしたが、その時は、おぼろげでした。

映画を見て、このことだったのだと目が覚めたような思いがしました。

タンゴの大家・加納先輩にお目にかかったことも、懐かしく思われます。



8月下旬には、瞳の奥の秘密(EL SECRETO DE SUS OJOS)という映画が、新宿で

上映される予定です。アルゼンチン・アカデミー賞13部門、また、アカデミー賞

最優秀外国語映画賞受賞作品だそうです。



犬も歩けば棒に当たる、という言葉は、行動すると禍に遭うという意味から、

やってみると思わぬ幸いに遇うと解釈されるようになったそうですが、やはり

行動することで出会えたり、見えてきたりするものがあるようです。



タンゴとアルゼンチン、スペイン語に触れた嬉しい一時でした。






人気ブログ・ランキングへ