「拓殖大学オープンカレッジin横浜」を聴講しました。

先月、拓殖大学広報課から同公開講座の案内が届いていました。

講師は、渡辺利夫拓殖大学学長。講演は「迷走する日本-指導者の資質を問う」

日本外交の基軸である日米同盟が危機におちいっている。沖縄普天間飛行場移設

問題における日本外交の迷走は、いったいどうしたことか。安全保障とは、国民

の生命と財産を守るための国家の最重要課題である。国家の指導者は、この課題

に応えられる十分な資質をもたねばならない。日本の近現代史の中から、国家の

指導者の資質とは何かを考えてみよう。



公開講座は、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開催されました。案内に

は、定員150名とありましたが、倍以上の申し込みがあり、350名の部屋が用意

されたそうです。



55対45が健全な社会。内政は、失政があっても、一得一失合わせてゼロだが、

外交は別問題。全てを無にする可能性がある。外交は、武器を持たない戦争。

政治がビジネス化してしまっていて、公に生きる考えがない。日本を取り巻く

周辺国の動きは、米国の出方を牽制しているとも受け取れる。エリートを養成

することはあってもよいのでは。といったことをメモしました。



受付で友人の古谷に会いました。拓大関係では、学友会神奈川支部支部

代行、また、神静連合会(神奈川・静岡)会長代行の役割を担っていました。その

ことから、講演後に、渡辺利夫学長との記念写真に加わることになりました。



久しぶりの再会で暑気払い。副支部長の高橋後輩とは、初対面でしたが、以前

暮らしたことのあった平塚のマンションの改修工事が初仕事ということで、

つながっていました。



極めて深刻な指摘だった講演とは裏腹に、猛暑に生ビールを目の前にすると、

安全で当たり前という意識することもない普段に簡単に浸ってしまいました。

無防備な庶民としては、いつまでも無防備のままで安全に暮らせる日本であって

欲しいと願わずにはいられませんが、外交は武器を持たない戦争という現実に、

古に、和をもって尊しとなすという憲法を持つ日本が、世界にどのように受け

入れられているのだろうかと思ってしまいました。





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