昨夕のSECは、外国人ゲストを迎えました。
SEC(栄イングリッシュサークル)は、10数年続いています。土曜日の夕方6時半
から8時半までの2時間を、地域の仲間と英語で過ごしています。1週間の出来事
など、各自がトピックスとして3分ほど話し、質疑応答となります。
昨夕は、メンバーからの紹介で、米国人ゲストを迎えての集いとなりました。
ゲストは、日本人女性と結婚していて、漢字も勉強されているようです。
白板に木を書き、隣に加えて林、更に、森になり、その下にも3つの木を加え
て、六本木と、とぼけられました。
自己紹介で、苗字の一字、森を話題にはしましたが、ハーフ六本木とでも言え
れば、盛り上がったかも知れません。英会話は瞬間ですから、いつも、あの時
こう言えば良かったのにという思いが残ります。
ゲストが言われたPersonal opinion という言葉を興味深く聴きました。直訳
だと個人の意見なのでしょうが、自己主張、自分のスタイル、自分流など、
極めてはっきりした意思表示、強い生き方のように思えました。そして、個々の
Personal opinionが衝突することからコミュニケーションが生まれていくよう
です。
以前、米国人女性から、分かっていながら自分を卑下したり、自分の意見を控え
たりする慎ましさに対して、屈辱(humiliation)を感じると言われたことを思い
出しました。自分の考えを主張できないことなど想像できなかったのかも知れま
せん。
日本社会では、空気を読むなど相手の気持を配慮し、グループの意思を尊重し、
自分を合わせようとすることがありますが、相手が外国人となると、主張する
ものがあることを、はっきり示すことから始めた方が良いのかも知れません。
I can文化と、和をもって尊しとなす文化は、両極端と言えそうです。
ここでは、お互い利害に関わるようなことはありません。純粋に英会話実践の場
として、異文化交流のひと時を楽しみました。