JICA広報誌「JICA’s World 8月号」に出会いました。




たまに、京浜東北線本郷台駅前の「あーすぷらざ」に立ち寄っていますが、

情報フォーラムのJICAコーナーで、JICA’s World 8月号に出会いました。



アンコール遺跡と象の表紙が目に入りましたが、この8月号では、地域の宝を

掘り起こせと題して、観光開発が特集されていました。



観光は、途上国にとって大きな可能性を秘めた産業だ。その恩恵が、地域住民に

も行きわたり、地域全体の力を高めていくためのJICAの協力が今、各地で進めら

れている。



JICAは、地域の人々がそれぞれの資源を使って持続可能な「自律的観光開発」を

推進するための協力を展開している。例えば、1.観光省や地方観光局などの公的

機関、旅行会社やガイド組合といった国内の民間企業、地域住民に対して、観光

分野に必要なノウハウを伝える人材育成、2.その地域特有の手工芸・民芸品と

いった地場産品のみならず、地域の史跡名勝などの観光資源を生かした観光商品

開発、3.観光プロモーション・マーケティング能力とその実施体制の支援などを

行っている。そうした協力を通じて、地域の人々の収入向上、雇用創出、社会的

調和の推進力の強化を図り、貧困削減にも貢献することを目指している。



国際社会においても、観光開発は“貧困削減の手段”ととらえられており、観光

施設やインフラの整備といったハード中心の協力から、近年は文化・自然保全

の両立を目指したツーリズム、人材育成、観光商品開発などソフト的な協力を

含めた包括的な支援に移行してきている。



そして、グアテマラスリランカ、ガーナ、ヨルダンの観光開発事例が紹介され

ていました。



偶然とはいえ、タイミングよく読むことができました。それぞれの事例を参考

に、ベリーズでは、どのように具体化していけるのか、思いを新たにしました。

コミュニケーション手段の英語学習は欠かせません。思いついたアイデアは、

その都度メモし、英語表現同様、少しずつたくわえていくことにしました。








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