第7回 ラテン ビート 映画祭を見に行きました。
9月16日から、新宿バルト9で開催されていた第7回 ラテン ビート 映画祭の内、
敬老の日の今日、最初の映画・家政婦ラケルの反乱(LA NINA)を見ることが出来
ました。
プールのある大家族の家の世話をしている40代家政婦が主人公の、1時間37分の
映画でした。
祝日の映画館は、かなり混み合っていました。
この映画は、カップルよりも、一人で鑑賞している女性が目立ちました。
若しかしたら、スペイン語のヒアリングが目的だったのかも知れません。
遥か昔、スペイン語の映画は、滅多に見られませんでした。汚れなき悪戯
(MARCELINO PAN Y VINO)は、1955年のスペイン製作映画だそうですが、学生
時代の1966年頃に、ラテンアメリカ研究会の有志と一緒に、弁当持参で見に
行きました。当時は、ロードショウでも入れ替えがなく、1日に3度見て、
3度とも涙したことを覚えています。
家政婦ラケルの反乱(LA NINA)は、予告がないため、直に始まりました。
もちろん、会話はスペイン語で、右側縦に日本語で、また、下方には、英語の
字幕が表示されていました。
昼食を済ませてから、13時15分のブエノスアイレスを舞台にした映画・テトロ
(TETRO)を見ようとしたら、切符は既に売り切れていました。その後16時からの
スペイン映画・命の相続人(EL MAL AJENO)も完売でした。
甘かったようです。どうやら、ラテン ビート 映画祭のファンが、大勢いること
にまで考えが及びませんでした。どうやら、日々に異なるプログラムを予約され
ていたようでした。
会場の誰とも話していませんが、何となく、ラテンアメリカのファンとして
つながっているような気持で、嬉しくなりました。