グローバルフェスタ(Global Festa)JAPAN 2010を見に行きました。

会場の日比谷公園の野外ステージ中央には、大きなスクリーンが準備されていま

した。イベント司会者から、10月6日は国際協力の日で、Global Festaは、その

日と連携した国内最大のイベントで、今年で20回目との紹介がありました。



そして、早速、ウォー・ダンス響け僕らの鼓動 という映画が上映されました。



配布されたパンフレットには、5th UNHCR (United Nations High Commissioner

for Refugees 国連難民高等弁務官事務所) REFUGEE FILM FESTIVAL難民映画祭と

書かれていました。映画祭は、1日から10日まで、セルバンテス文化センター

東京、イタリア文化会館ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい、同浦和

美園、イオンシネマ越谷レイクタウン会場で20本が分散上映されます。



ウォー・ダンスは、年に一度行われる全国音楽大会出場へ向けて練習に励む

ウガンダの子どもたち。毎年20,000校が参加するこの大会に、20年以上もの間、

紛争下におかれた北部の難民キャンプにあるパトンゴの学校が出場を決めた。

全ての参加校が優勝を賭けたこの大会でパトンゴの生徒たちに奇跡が起こる。

2007年米国製作の映画(107分)で、第80回アカデミー賞長編ドキュメンタリー

部門ノミネート作品、と解説されていました。



そこには、想像し難い現実がありました。同時代を生きているのですが、国が

異なることで、更に、同じ国の中でも、都市と地方の生活には大きな差があり、

理不尽という言葉が何の意味もなさない、異次元と思いたくなるような出来事が

起きていました。



国連難民高等弁務官事務所駐日事務所パンフレットの言葉です。



想像してみてください。

家族や友人に囲まれ、ずっと平和に暮らしてきたあなたの生活が、もし、突然

すべて変わってしまったとしたら・・・・・・長年の隣人同士が、一夜にして憎しみ

あうようになる。道路を戦車が走り回り、いつも乗っていたバスが燃えている。

迫撃砲を打ち込まれた家は見る陰もなく、教会の鐘の音もロケット弾の轟音に

かき消されてしまう。

突然、見なれた人や物が消え、愛する人まで失ってしまった。



たとえ、運よく生き残れたとしても、気がつくと異国の地で途方にくれている。

あなたは「難民」になったのです。どんな気持ちでしょうか。

「難民」といっても、あなたや私たちとなんの違いもありません。ただ、彼らは

何もかも失っただけ。私たちの助けを一刻も早く必要としているのです。



そこで皆さんに一つだけ、お願いしたいと思います。

もし、あなたが難民に出会ったら、ほんの少しの間、彼らの境遇を思いやって

微笑みかけて下さい。知らん振りをしないで。

ささいなことに思えるでしょうが、難民にとっては、このうえもない支えとなる

のです。





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