ベリーズ観光産業協会と観光省を表敬訪問しました。

語学研修前に、配属先のベリーズ観光産業協会と観光省への表敬訪問が予定されていました。
英語にスペイン語を交えた自己紹介文を準備していましたが、ひそかに語学研修で修正して
もらってから訪問したいと思っていました。

ところが、ベリーズ観光産業協会の門には、鍵がかかっていたため、ベリーズシティでNo.1と
言われるラディソンホテルへ向かいました。ベリーズ観光産業協会会長代行のJim Scott氏は、
昨日、米国出張から戻られたばかりだそうです。いただいた名刺には、Radisson CEOの肩書が
ありました。

ベリーズ観光産業協会のホームページ(http://www.btia.org/)を見ていましたので、
Jim Scott会長代行の顔は分かっていましたが、その時の印象に違わず、笑顔がイメージの
方のようです。挨拶は想定していたものではなく、いきなり変化球になってしまいました。
JICAベリーズ支所の竹前調整員は、コピー写真付きの英文経歴書を準備されていました。

観光省へ向かう時間が迫っていました。Jim Scott会長代行は、自分も一緒に行こうと言われました。
2階の執務室から車まで、従業員やロビーのお客様など、会う人ごとに声をかけられていました。
マイケル・ダグラス主演の映画アメリカン プレシデントのようなアメリカ流の気配りを見た思いが
して、そのことを伝えたら笑顔で応えられていました。

観光省のLINDSAY GARBUTT氏は、英語ではChief Executive Officer Ministry ofTourism, Civil
Aviation & Culture、スペイン語では、Lic. LINDSAY GARBUTT Vice-Ministro El Ministerio De Turismo,
Aviacion Civil y Culturaとあり、いずれの面にもGAVERNMENT OF BELIZEの名称と国章のロゴがありました。

ここでも、自己紹介など、名前だけで、いきなり本題に入るような迫力でした。ナショナル プランという
言葉は、これまでは一般的な話でしたが、ここでは、観光省の副大臣ベリーズ観光産業協会会長代行
お二人の話ですから、俄然、現実味を帯びてきます。そんな中でも、観光の要素と、何が一番大切だと
思っているのか、自分の考えを伝えました。何より、これまで、どのような考え方で取り組んでこられたのか、
また、何処へ進もうとされているのかを知らなければなりませんが、同意していただけたようです。

せっかくの機会ですので、記念写真を撮らせてもらいました。

その後、ベリーズ観光産業協会へ寄りました。トーマス ブランコさんが、笑顔で迎えてくれました。
実は、脇の入口は開いていて、朝からずっと待っておられたそうです。名刺には、Accountant/Administratorと
書かれていました。

ここでも、準備していた自己紹介を披露することはありませんでした。ネグロ(黒)さんではなくブランコ(白)さん
ですねといったことから、スペイン語でも会話することになりました。観光省の場では伝えきれませんでしたが、
余り期待しないで下さいと言って大笑いになりました。短い時間でしたが、お互いを知るとても良い出会いとなり
ました。これから、ここに通うことになります。

どうやら、身の丈を遥かに超えるスケールの話のようですが、これまでの経験や知り得たものを活かして微力を
尽くすのみです。そのためにも、明日からの語学研修を実りあるものにしたいと思っています。



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