ベリーズ大学ランゲージセンター語学研修 第1日目

リビングストン先生(08:00−09:00/11:30−12:30)と、モデラ先生(09:30−10:30/13:00−15:00)、
お二人の授業を受けました。生徒一人の個人授業です。お二人とも、話したことは全て理解して
欲しいと思われているのか、言葉を選ばれながら、とてもゆっくり話されます。

お互いの自己紹介の後、米国向けのベリーズの魅力を伝える紹介ビデオを見せられました。
米国から2時間で渡航出来る中南米で唯一の英語圏という言葉が印象的でした。また、6つの
地域毎の特徴について教えられました。何か質問するように促されましたが、質問の内容を
聞かれて、どれだけ理解しているのか、表現力を把握されていたようです。

休憩時間に、スペイン人女性と出会いました。サンティアゴ・デ・コンポステーラ近くの出身だ
そうです。一人旅を珍しがられていると言っていました。

5時間英語漬けなどというのは、日本では望めない時間です。この研修で、少しでもリスニングと
質問する力を、つけたいものですが、ミニ留学気分を楽しみたいと思っています。

サーディアさんの今夜の夕食も典型的なベリーズ料理だそうです。ココナッツ入りの白米と豆、
濃い味付けの豚肉に、冬瓜のような野菜の薄味が、よく合っていました。サーディアさんは、
卵や野菜を自家製にされているなど、食材へのこだわりも半端ではない、健康志向が、とても
強い方のようです。

夕食事中、サーディアさんが、テレビでJICAを紹介していると叫ばれました。
JICA・JOCV活動のCMでした。青年海外協力隊員による世界のいろいろな国々での活躍や、日本文化
紹介の様子が伝えられていました。緒方理事長のDYNAMIC DEVELOPMENTという言葉の後に、ベリーズ
が続き、ベリーズ各地で活躍している青年海外協力隊員の活動が紹介されていました。2010年現在で、
これまでに、延べ35,302人のボランティアが活動してきた実績人数が紹介されていました。

サーディアさんが、新聞を持ってこられました。
2007年8月5日(日)付の新聞には、ベリーズで交通事故死されたヤザワ サトシ青年海外協力隊員への
追悼文が掲載されていました。直接のホームステイ先ではなかったそうですが、この日の新聞を今も
数部保管されていました。そのことだけでも、ベリーズの人達に可愛がられ、親しく受け入れられて
活動されていたことが分ります。

青年海外協力隊員の活動は、尊いと思います。個々の名前は知られなくても、青年海外協力隊として、
世界の隅々で活動されているありのままの姿が、任国や日本で、少しでも知ってもらえることは、
とても大切なように思われます。



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