恒例のサンイグナシオ往復自転車競技を見に行きました。

正式には、Cross Country Cycling Classicと言うそうです。1928年に、ベリーズシティで始まった1年に1度の自転車競技で、
83回目の今年まで途切れたことはないそうです。今年の競技参加者は138名だそうで、ベリーズシティからウエスタンハイ
ウエイを走り、登り坂が厳しいと言われているサンイグナシオで折り返し、メモリアルパーク前でゴールとなります。

この自転車競技は、スタート地点を始め、コースの途中や、サンイグナシオ、そして、ゴールのメモリアルパークなど、
多くのボランティアによって支えられているそうです。スポンサーのTシャツには、Officialの文字がありました。

エントリーされているジム・スコット会長から、5時半にスタートするので、11時半頃からゴールにいれば、優勝者がゴール
する瞬間が見られるし、12時半位迄には、皆戻ってくると言われていました。

メモリアルパークには、既に、表彰台ステージが設けられ、クルーズ船客用の観光バスが駐車していた広い道は、競技コースと
観客席に分けられていました。

写真を撮る位置を決め、後は待つだけです。選手は、この瞬間も渾身の力を振り絞ってゴールを目指しているのだろうと思い
ながらも、ただじっとしているだけだと眠くなってしまいます。曇り空でしたが、両腕の半分は日焼けしていました。

ヘリコプターの音やパトカーなど、辺りが急にあわただしくなってきました。近くにいたアナウンサーも実況中継を始めました。
見通しの良かった写真ポイントが、競技関係者や、報道陣で二重、三重になったと思ったら、自転車がゴールし始めました。

優勝したのは、Luis Santizo選手(グアテマラ)でした。ゴール直後に、インタビューを受けられていましたが、写真の申し出に
快く応じていただきました。正直、この時は、優勝者だとは、はっきり分っていませんでした。表彰式で、近くの女性に、
デジカメの写真を見せたところで確認出来ました。表彰台では、優勝賞金の5000ドル(225,000円)の大きな小切手が贈られて
いました。そして、自分達もグアテマラ人だと誇らしげに微笑んでくれました。

ジム・スコット会長も、見事に完走されていました。

ラディソンホテルのバーにいたら、Luis Santizo選手一行が、ジム・スコット会長に挨拶に来られました。
優勝トロフィを持たせてもらいましたが、見た目よりは、ずっと重たかったです。

ベルモパンのホームステイ先のテレビで見ていたベリーズシティの自転車競技に、思っていた以上に接することが出来ました。



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