木彫りのブックエンドが届きました。



今日のベリーズシティには、Rydam号が入港していました。

帰宅したアパートの正面ゲートで、ガードマンのマヌエル氏に、呼び止められました。プレゼントが届いている
と言われ、包みを渡されました。ブックエンドでした。

4月15日の午後に引越してきて、その後、生活に必要なものを準備してもらっていましたが、リクエストしていた
モップ、ハンガー、ブックエンドの3点が、まだ届いていませんでした。アパート裏側担当ガードマン・フーリオ氏
に話したところ、連絡したことを示すノートを見せてくれました。

ハンガーは持参してはいたのですが、足りないため、購入してしまいました。一方、床のタイルには、何か仕組み
があるのか、埃が浮かび上がってくるので、ほうきで簡単に掃除出来ましたので、モップが無くても問題ありません
でした。

ブックエンドの催促はしませんでした。色々な物を詰め込んできた段ボールを本箱代わりにしました。
段ボールの形が決まらない点は、見栄えは悪いのですが、ひもを張ることで解決出来ました。

包みのブックエンドを見て、驚きました。屋根と小鳥が彫り込まれていました。結構重さもある堅そうな木です。
シンプルなもので構わないと伝えていましたが、頼んだ日から作り始めたのではないかとさえ思ってしまいました。

これなら、お土産になります。真ん中の平らな部分に、アパートの名前と住所、日付、そして、名前を入れてもらい、
オーナーのサインがあれば、とても良い記念になります。現金なもので、日本で言えば100円ショップの簡単なものを
期待していたのに、思わぬ作品に出会った感じで、よからぬことを考えてしまいました。

それにしても、郷に入れば郷に従えとはよく言ったものです。自分の価値観からは想像もできなかったことを配慮して
もらっていたようです。一言あれば、より安心できるのでしょうが、サプライズも文化の内なのかも知れません。

海外では、敵を作らず、相手を追い詰めずに暮らせれば、それに越したことはないのかも知れません。



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