向かいの土産店を訪ねました。

アパートの敷地を囲む溝には、小さな魚がたくさん泳いでいます。このような光景は、遥か昔の子供の頃に
まで遡ることになります。時々、大きな鳥も来ていますが、どうやら小魚が目当てだったようです。

この間は、粘土と砂を入手できれば、土日にマヤ文字を作れるかと思いました。また、思い描いている素材が
何処で入手できるのかなどで、土産のことは頭にありませんでした。今日は、ベリーズらしい土産と、各地域
では、どのような特徴があるのか、販売のプロの目には、どのように映っているのかヒアリングに行きました。

言葉の確認などで、若干くどくなります。仮に、地方にある素材で土産品を作るアドバイスができたにしても、
販路がなければ収入には結びつきません。そんなことも頭に置きながら聞いていますが、質問される方にして
みれば、応えても何のメリットもありません。むしろ、新たに商売でも始められて、ライバルとなるのでは
ないかと余計な心配をさせてしまうことになるようです。

JICAシニア海外ボランティアの立場を理解してくれたのか、警戒心を解いてくれたようです。北のCorozalは木工、
南のDangrigaは絵画、そして、Punta Gordaはバスケットと、大まかな特徴を話してくれました。

木工だとマホガニーを思い浮かべてしまいます。代表的には家具が作られるそうですが、小ぶりのイルカなどにも
用いられているようです。ずっしりした重量感があります。ベリーズはイメージ的には、1ドルコインのデザインに
あるように帆船と思われますが、カリブ海諸国との比較が分っていません。

木工アーチストのディーン氏は、好みに合わせて、ベリーズの文字を入れたり、入れなかったりするそうです。
本人が芸術作品だと思って作っても、一般的な土産として扱われてしまうかも知れません。恐らく、価格差なの
かも知れませんが、その辺も分っていません。

この間、11th National Tourism Awsardsに出席した時、お土産にマホガニーキャンドルをもらっていました。
巨木のマホガニーが小さな素材となって、ベリーズ観光局の刻印とイベント名が描かれていましたので、とても良い
記念になりました。今日、銀行のキーホルダーをもらいましたが、中央のロゴを押すと、煙突に電気がつきます。
適当に重さもあり、金属でしっかり作られていますので、これも良い記念になります。例え小さくても、本物を作る
ことが大切なのかも知れません。

これからは、これぞベリーズという土産を探していきたいと思います。



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