早いもので、着任から丸4か月が経っています。

曇り空のため、雨に備えて1階に降りたところ、レノックス氏が、約束時間ピッタリで迎えに来てくれました。

ベリーズ観光産業協会までの雑談で、この時期は、蚊が発生するようで、十分に気をつけるようにアドバイス
されました。蚊というとdengue fever、蚊が媒介する熱帯性伝染病デング熱のことをさすようです。

着任時に受けたオリエンテーションの健康管理医療マニュアルには、次のように書かれていました。

デング熱
(症状) 発熱、39〜40度の高熱が急に出現し約1週間続き、いったん解熱し、再び上昇する場合がある。
    発熱と共に頭痛、眼球後痛、間接・筋肉痛、腰痛、咽頭痛などが見られる。5〜6日後、一過性の
     風疹のような紅斑が現れる。
(原因) ネッタイシマカヒトスジシマカによる媒介。
(予防) 1 昼間の蚊に注意する。
    2 長ズボン、長袖、明るい色の衣服を着用する。
(治療) 1 解熱剤、輸血などの対症療法が中心となる。
    2 解熱剤はアスピリン系(バファリン)は出血傾向を助長するため厳禁。
     アセトアミノフェン系(パナドール、パラセタモール)を使用する。
    3 発熱時は体温測定を行い記録する。
    4 パナドールを1〜2錠服用し経過観察。

もちろん、蚊を見ても分りませんので、蚊という蚊に注意することになりますが、あのような小さな蚊でも、
人の動きを1週間以上も閉じ込めてしまうだけの力があるようです。

マニュアルにあるように、明るい衣服の長袖、長ズボンを心がけ、後は、デング熱を媒介する蚊に触れない
ことを願うだけのようです。



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