ベリーズ日本人会会長の井上堅介様が訪ねて来られました。

元はと言えば、ベリーズ観光産業協会近くの井上邸を訪問する積りで、電話したのですが、仕事場の
オレンジウオークの方にかけてしまいました。快く応じていただき、ベリーズシティでお会いする
約束をしていました。

井上様は、日本人の中では一番長くベリーズにお住まいなことから日本人会の世話役を引き受けられている
と言われました。オレンジウオークでは、タウンに入る少し手前の所で綿花を栽培されているそうです。
これまでに、海島綿花(Sea Island Cotton)というビデオと、綿花の栽培経過写真集をメールしていただいて
いました。海島綿花は、綿花の女王と呼ばれていて、現在では西インド諸島だけの貴重な品種となっている
そうです。

何でも、カリブ海の土壌と気候が、海島綿花の栽培に適しているそうです。ただ、ビデオでも紹介されていま
したが、播種から収穫まで、手作業の連続で、手間暇のかかる仕事のようです。広大な土地に、種をまき、
9列の畝を整備しながら均一に飼料を散布し、雑草を取り除き、畝の崩れを整え、綿花が成長する頃には、
害虫との闘いになるそうです。

海島綿花は、西インド諸島が原産だそうですが、種を持ち運び、米国で栽培に成功したそうですが、ゾウムシ
とかいう害虫で全滅させられてしまったそうです。害虫の駆除も手作業になるそうです。

通常は30人くらいの従業員だそうですが、12月から1月の収穫時には、300人もの人手を要するそうです。
海島綿花は、広大な敷地で天日干しされた後、機械で、綿と種に分けられるそうです。

お忙しい日々の合間で訪ねていただきました。

シャトーカリビアンホテルではTボーンステーキをご馳走になりましたが、味噌味で、懐かしい感じがしました。
いただいたマグロのステーキは、箱の写真にあるように、両面をあぶって、ワサビ醤油で食べました。
敢えて例えれば、少し位嫌なことがあっても、何でも許せてしまえそうな美味しさでした。

昼といい、夜といい、ご馳走になってしまいました。ありがとうございました。



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