第10回 米国産物産展を見に行きました。

会場のラディソンホテルは、ベリーズ観光産業協会から歩いて数分の所にあります。少し遅れて着きましたが、
ベリーズの国歌が流れ始めたところでした。米国の国歌が続き、Vinai Thummalapally駐ベリーズ米国大使の
ご挨拶となりました。進行役は、先日の日本人会バーベキューで知り合ったジョーさんでした。

ベリーズ日本人会長の井上様も、オレンジウオークから参加されていました。車を飛ばすと1時間位ですから、
首都ベルモパンと、ほぼ同じような距離かも知れません。

ひょんなタイミングで、Vinai Thummalapally米国大使と握手を交わすことになり、JICAシニア海外ボランティア
であることを伝えたら、ベンケ ビエホにも、JICAボランティアがいるよねと言われました。村上孝太隊員のこと
ですねと応えると、彼はユーモアのセンスがあるよね、とニッコリされました。

首都ベルモパンにある米国大使館の大使が、サンイグナシオより更に先のベンケ ビエホで活動している日本人
青年海外協力隊の村上隊員を覚えておられたことは、凄いことだと思いました。言葉が通じて挨拶した位では、
なかなか記憶に残らないかも知れません。ユーモアのセンスがあるというのは、最高の褒め言葉のように思えます。

昼食は、ドイツ人ボランティアのハインツさんに頼まれて、ご夫妻をママチェン台湾レストランに案内しました。
週に1度は通っているのを見て、興味を持たれたようです。要請内容がはっきりしたところで、精力的に資料作りを
されているようです。

Bennys本店前でバスを待っていましたが、ちょうどATLANTIC RESTAURANTの前でした。これまで何度も見かけては
いましたが、中に入ったのは初めてでした。国籍を尋ねられて応えたら、先ほど日本人のお客様があったと言われ
ました。何と、ベリーズ日本人会長の井上様でした。狭い世界には違いがないようですが、それにしても、不思議な
感じがしました。

漢字の福を、わざとひっくり返して飾るのは、中国人社会では常識のようです。逆の発音から、お客様をたくさん
呼べる意味になるようです。日本人的には、幸せがひっくり返るので不幸になるように思えると話しましたが、全く
意に介していませんでした。我が道を行く文化なのか、たくましさを感じました。

ともあれ、また選択肢が一つ広がりました。



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