やっと、中に入りました。



中華民国駐貝里斯大使館のことです。台湾のベリーズ大使館と言った方が親しみ易いかも知れません。
カリブ海とメモリアルパークに面した角地で、以前はメキシコ大使館だったそうです。ベリーズ観光
産業協会の数軒隣で、歩いて1分もかからない所ですが、初めて訪れました。

8月28日に、セント・ジョージーズ・キーで行われた公式行事で、FAN参事と張一等秘書に知り合えました。
また、8月31日は、シャリィさんから誘われるままにHouse of Cultureに行きましたが、台湾大使館のNICH
(National Institute of Culture and History)への寄付金授与式があり、呉大使と FAN参事に会いました。

そうしたことから、今月7日に開催される中華民国建国100周年を祝うレセプションの招待状が送られて
きました。招待状には、出席確認の電話番号が記載されていましたが、気がついていませんでした。

電話するより、出かけた方が早い所ですし、台湾大使館の中を見たいこともあり、訪問しました。部屋に入った
ところで、一等秘書の張さんに会いました。出席を伝え、登録後、一緒に写真を撮ってもらいました。また、
タイミング良く、呉大使にもお会い出来ました。

初めての海外旅行は、台湾への添乗でした。1970年10月のことですから、41年前の話になります。1998年10月
まで何度も添乗していて、訪問地を調べたら、台北花蓮、太魯閣峡谷、基隆、日月潭、桃園、北投、礁渓、
高雄、鵝鸞鼻、墾丁公園、台南、東西横貫公路、台中、北部海岸、野柳、淡水、鶯歌の地名がありました。

台湾最南端の鵝鸞鼻に添乗したのは、1974年3月でした。当時の田中角栄首相が中国と国交を結ばれた後の団体
旅行で、一抹の不安もありましたが、墾丁賓館から見る景色の美しさに、誰もテーブルから離れられなかった
ことを覚えています。当時、ホテルは1軒しかなかったように記憶していますが、今では、ホテルが林立する
一大リゾート地に変わっているそうです。

定年後にJICAシニア海外ボランティアとして赴任したホンジュラスでは、アパートのオーナーが、台湾と日本
とのハーフの方でしたから、変わらずに、台湾と縁があるのかも知れません。

中華民国建国100周年という節目の年に、再びJICAシニア海外ボランティアとして海外に居合わせ、たまたま
台湾大使館の方々に会えたことから、レセプションに招待されることになりました。

いつぞやも触れさせていただきましたが、ベリーズ日本人会が主催した東日本大震災のチャリティでは、もちろん
個々に、多くのベリーズの人達の好意があったのですが、組織的には、呉大使の呼びかけで、台湾の方が動員
されていたことを、ベリーズ日本人会会長の井上様から伺っています。

ベリーズ観光産業協会から中華民国駐貝里斯大使館までは、ほんの僅かな距離ですが、半年かかったことになります。



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