中山宮(Chon Saan Palace)での昼食会に誘われました。

昨日のことですが、ベリーズ観光産業協会で9時半に、ジム・スコット会長と竹前調整員とで、
ミーティングを予定していました。ところが、デスティネーション ベリーズの出版発表会の関係で、
ベリーズ観光産業協会ではなく、ラディソン ホテルでミーティングすることになりました。

ミーティングは40分程でしたが、その間に、電話が2本入っていました。最初の電話は、中華民国
(台湾)大使館のファン参事からでした。もう1本は、張一等秘書からで、大急ぎで連絡し、会議中で
電話にでられなかった事情を伝えました。

全く気にされることなく、呉大使からのことづけで、昼食に招待したいので、竹前調整員と一緒に、
11時50分頃に大使館に来て欲しいと言われました。ちょうど一緒にいることを伝えました。発表会は
11時半までですし、ラディソンホテルから台湾大使館までは、歩いて5分程ですので、十分間に合います。

竹前様も、何故昼食に招待されたのか、事情が呑み込めないことは一緒で、もしかしたら、JICAベリーズ
事務所の中村所長と間違えられているのではないかなどと、いろいろなことが頭を過られたようです。

後で分ったことですが、ベリーズ観光産業協会からラディソンホテルに向かう途中に、中華民国(台湾)
大使公邸の前を通ります。たまたま、竹前様と一緒に歩いているところを、呉大使が見られていたようです。
この日は、ベリーズ警察官との昼食会を予定されていたようで、7人も9人も変わらないと思われたのか、
2人を誘われる気持になられたようです。

もし、ベリーズ観光産業協会で予定通りミーティングが行われていたら、呉大使の目にとまることは
ありませんでした。また、台湾大使公邸の前を通ったからといって、大使の目にとまる訳でもありません。
中山宮(Chon Saan Palace)で美味しい料理をご馳走になり、警察官とも知り合いになれて、こちらは申し
分ないのですが、これでいいのだろうかと思ってしまいました。

呉大使から薦められたアイスクリームの天ぷらは、ころもが美味しく一気に食べてしまいましたが、台湾
大使館の皆さんは、注文されていませんでした。皆で分け合う大皿の料理やフルーツは、接待する側も
食べられますが、個別に注文するデザートなどは、控えられていたのかも知れません。

もちろん、金額の問題などではなく、公費の使い方の問題に関わってくるのかも知れません。恐らく、
きめ細かく取り決められているのだろうと思われます。呉大使自らが注文されていましたので、美味しい
ことは十分に承知されていますが、内部規定なのか、けじめは保たれていました。

ご馳走になったことは、もちろん嬉しいのですが、気楽に誘っていただけたことの方が、ずっと嬉しく
感じました。大使と聞いただけで、近寄りがたい雰囲気を感じてしまいますが、こんな形で接していると、
スケールの大きさを知らされる思いです。



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