US Travel Trade Workshopに参加しました。

ベリーズ観光局の主催で、旅行デスティネーション先としてのベリーズを、米国の旅行会社が、
米国旅行業界の概況、Virtuoso紹介と共に、調査結果なども合わせて発表していました。

雰囲気だけは何となく理解できるものの、残念ながら、内容をしっかり紹介出来るだけの実力は
まだありません。

年代別のマーケット把握が出来ていること、旅行形態では、セレブレーション バケーションという
言葉が遣われていました。旅行会社の集合体が、1つの国だけではなく、世界にネットワークを持つ
ことで、戦略的にデスティネーションを売っているようですし、それが、権威にもつながっている
ように思えました。

国別のベリーズ訪問資料では、米国、カナダで半数以上を占め、ヨーロッパと中南米が、ほぼ同じで
4分の1、メキシコが8分の1、カリブ海諸国が16分の1、その他が8分の1を占めていました。

予約方法に関しては、渡航者による直接予約(ウエブサイト、オンラインブッキング、電話)で半数強、
ホールセーラーが4分の1、旅行会社は、約20分の1で、その他も4分の1近くありました。

いずれも円グラフで、実数がないため極めて感覚的な印象になってしまいますが、旅行業界合わせても
3分の1以下という数字は、以前と変わらないものなのか、健闘しているのか、旅行会社離れが進んで
いるのか、実態がよく分りません。

隣は、米国旅行会社に勤務している人で、航空会社のコミッションがゼロと聞くと、もはや浦島太郎も
いいところです。最も米国人にとっては、言葉が通じるベリーズは、豊かな観光資源と共に、大きな
魅力となっているようです。

午後は、エコツーリズム、情報、エジュケーショナルツアー、ツアーオペレーターなど、グループ毎の
質疑応答となりました。情報過多の時代は、未知の情報を何処で入手するのかが問題のようですが、
信頼のおけるネットワークで、情報を共有されているそうです。

ベリーズ観光局が、米国の大学の研究機関や旅行会社を利用するのは、米国からの観光客誘致戦略の
一環なのかも知れないと思うようになりました。彼らの口コミやネットワークのPR効果が織り込まれて
いるのかも知れません。

ベリーズ観光産業協会ジム・スコット会長始め、役員3名が参加されていました。



人気ブログ・ランキングへ