一言質問したことで新しい出会いにつながりました。



ベリーズ観光局へ行ったついでに、向かいの観光省に寄りました。観光省では、アビルさんが
キーマンです。ノーアポイントでしたが、直ぐに会ってもらえました。

現在、ベリーズでは、どの地域の観光開発が一番遅れているのかを尋ねました。個人的な見解も
聞けましたが、少し待つように言われて10cm近い厚みのファイルを持ってこられました。
National Sustainable Tourism Master Plan For Belize 2030と書かれていました。今年6月に
発行されたものでした。

2030年までのベリーズの観光戦略、観光バイブルと言えるものです。印刷物としては、観光省でも、
この1冊だけだそうで、ウエブサイトを利用されているようです。USBがあれば、コピーすると
言ってもらえました。そして、Sustainable Tourism Programを訪ねるようにアドバイスされました。

Sustainable Tourism Programは、JICAベリーズ事務所のあるマリーナタワーズの斜め向かいにありま
した。JICAベリーズ事務所へは、これまで何度も訪ねていましたが、全く気がついていませんでした。

応対してもらったのは、観光事業・環境保護スペシャリストのテリーさんで、コピーはないけれど、
ここで閲覧するのは構わないと言われました。雑談したら、土曜日は、同じようにプンタ ゴルダの
体育館でThe Battle of the Drumsを観戦されていたそうです。

長い間の感覚から、つい状況判断で察してもらえるのではないかとか、情報を伝えてもらえるのでは
ないかと期待してしまいますが、求めなければ決して得られないことを改めて感じさせられました。
しかし、こちらから尋ねたことに対しては、はぐらかされることなく、思いもしなかった方向に展開
してくれます。

求めよ、されば与えられん、でしたでしょうか、ためらうことなく、ダメ元で、どんどん質問した方が
良いように思いました。このデータは、パソコンで見ることも出来ますが、それだけのことで、人間
関係を築くことにはなりません。

せっかくアナログ人間への理解を示していただけましたので、遠慮なく甘えて、Sustainable Tourism
Programの皆さんとの人間関係を築いていきたいと思います。JICAベリーズ事務所の向かいというのも
親しみが持てます。

ベリーズシティでの場が1つ広がりました。



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