観光省からプラセンシアの日帰り視察に同行しました。

CARICOM観光開発スタディチームの皆様を、観光省に案内させていただきました。前日まで出張されていた
リンゼイ・ガーブットCEOも、CARICOM観光開発スタディチームを快く迎え入れていただきました。9時から
9時半までの表敬訪問でしたが、昨日のベリーズ観光局同様、熱心なミーティングとなりました。

リンゼイ・ガーブットCEOは、皆さんに2030 Master Plan(2030年までに予定されている地方毎の項目別観光
基本方針計画)を紹介されていました。

ベリーズの国内便の利用は、予約後、事前に支払うことで確認されることになりますが、時間がない場合は、
出発当日の30分前までに空港で支払うことが出来ます。30分を切ってしまうと空港でスタンバイしている人
に権利が移るようです。

ブラジルから参加されたお二人は、14人乗りの小型航空機を気に入られたようです。この日は、ベリーズシティ
の国際空港、ダングリガ経由のプラセンシア行となりました。ベリーズシティ内の空港から国際空港までは5分
です。超低空飛行ですので、これだけでも十分に観光的な価値があるように思えます。

プラセンシアでは、ベリーズ観光産業協会プラセンシア支部のエグゼクティブディレクターのジョリーさんと、
デイビッドさんが出迎えてくれました。

プラセンシアは、上空から見ると、とても細長い半島です。人口は約1,700人で、観光が1番大きな産業だそうです。
プラセンシア支部では、毎月観光情報新聞を発行されています。着任した時、プラセンシア住民がクルーズ船の
寄港を反対されたことが話題となっていました。

プラセンシア空港は半島の南側にあり、北部を案内してもらいました。北部では土地の販売広告が目立ちました。
米国やカナダ人のセカンドハウスとして人気があるようです。イタリア人コミュニティ用の建設が進められて
いました。

昼食に案内されたROBERT`S GROVE BEACH RESORTは、死ぬ前に訪ねておきたい世界1,000ヵ所の内の1つでした。

海岸の砂浜に、カラフルなペンション、レストラン、バー、土産店などが並んでいますが、サイドウオークと
呼ばれている1本のコンクリ―トの道から始まったそうです。並んで歩くと肩を寄せ合うような細い道ですが、
何処までも寄り道したくなる好奇心を十分に満たしてくれます。

ベリーズシティを10時30分に出発し、11時15分プラセンシア着で、16時25分出発までの約5時間に、プラセンシアの
開発地域や街を視察出来ました。日帰りではもったいないような気もしますが、ベリーズは、エアータクシーの
ような航空機を利用することで、効率的な旅行が出来ます。ハワイのアイランドホッパーのような感覚です。

プラセンシアは、元々、JICAシニア海外ボランティアを要請しなかったデスティネーションですので、
CARICOM観光開発スタディチームのアテンド機会を与えていただいたJICAベリーズ事務所、また、直ぐに
了解いただいたベリーズ観光産業協会に感謝しています。また、プラセンシアでの地上手配を快く受けて
いただいた同支部代表のスチュワート クロンさんには、深く感謝申し上げます。



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