意欲を試されていたのかも知れません。



Sustainable Tourism Programの事務所を訪ねたのは11月15日のことでした。2030年迄の
ベリーズの観光戦略を把握するために、毎日でも通ってマスタープランを読みたかった
のですが、3週間も経ってしまいました。

観光/環境スペシャリストのテリーさんは不在でしたが、カルラさんは、覚えてくれていて、
直ぐに会議室に通され、コーヒーや水もご自由にと言ってもらえました。

今日は、会議の予定はないそうです。図書館にいるような感じで、読み始めました。
パソコン画面でも見られるのですが、どうも感じがつかめません。分厚くても資料に
目を通す方が、遥かに分り易く、午前と午後で利用させてもらいました。

途中で、カルラさんに質問することも出来、願ったり叶ったりの時間を持てました。
最初の概略29頁を読み終え、区切りが良いので、明日また来ますと伝えたら、カルラさんは、
机の引出からその概略の冊子を取り出して渡してくれました。

29頁の内容に、旅行先のグループ化や土地利用など、計画年代毎のベリーズの地図が
6枚添付されていました。残りの10センチ程の資料を読まなくても、この冊子だけで
全体の計画を把握できるようになっていました。

思いがけない資料を入手出来、とても嬉しかったのですが、素朴な疑問が生じました。
JICAシニア海外ボランティアとして、ベリーズ観光産業協会で活動していることは伝えて
いますが、その外国人は、午前1時間半、午後は2時間半、会議室にいたことになります。
配布できる資料があれば体裁よく追い払うことも出来たはずです。

カルラさんに出会えたことは、本当に幸運だったのかも知れません。ここは、ベリーズ
観光戦略マスタープラン2030の本部ですので、遠慮なく尋ねられそうです。こうなったら、
何が何でも全てに目を通したいと思いました。



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