小さな優れものです。



このところ外出することが多いのですが、そんな時は、応援にきている大学生が、デスクと
パソコンを利用することになります。

学生の皆さんは、指示された業務をこなして、ベリーズ観光産業協会に十分に貢献されている
ようですが、問題は、後片付けが出来ていないことです。出勤すると、重要だと思える書類や
メモ書きなどが机の上に放置されたままになっていました。また、芯が折れた鉛筆も3本あり
ました。

日本的には、だらしがないという一言に尽きるのですが、裕福な家庭に育っていて、子供の頃
から自分で片付ける必要がなかった人だということを教えられました。だらしがないことには
何の変りもないのですが、そのような一面もあるようです。

セミナーなどに出席すると、テーブルには、消しゴム付の長い鉛筆とメモ用紙が用意されています。
ちょうど、削るタイミングでしたので、文房具店で買い求めました。確か84セント(米42セント)
でしたが、これが優れもので、とても気に入っています。

小さく持ち運び易い鉛筆削りで、金属製ですので、適当な重量感もあります。指で押さえるところは、
少しくびれていてギザギザになっていますので滑らず、とても機能的です。その昔、1米ドルの爪切り
に感激した以来の感動です。

お蔭でデスクに放置されていた3本の鉛筆は、また使えるようになりました。

文房具店でインデックスの場所を尋ねたら、ポストイット売場に案内されました。日本で売られている
ようなインデックスはありませんでした。やむを得ずA4シートの見出し(8ベリーズドル・4米ドル)で
代用することにしましたが、穴が11ヵ所ありました。2つの穴のファイルに転用する積りですので、
念のためテープ(2.36ベリーズドル・1.18米ドル)も買いました。

どの様な文房具が売られているのかを見ることで、書類の使われ方や整理の仕方を、逆にたどれるよう
です。慣れの問題ということもあるかも知れません。

いみじくも、グラ爺が数年前に指摘していた日本が極めて効率の良い社会であることを、改めて感じ
させられました。



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