オレンジウオークのヨ・クリーク(Yo Creek)ビレッジを訪ねました。

これまで、ベリーズの北部コロザルでは、ヨ・チェン(Yo Chen)、シャイベ(Xaibe)、チャンチェン
(Chan Chen)といったユカテックマヤ文化に所縁が深いと思われるビレッジで、伝統的なマヤの
結婚式の様子をヒアリングしていましたが、更に、オレンジウオークのヨ・クリークまで範囲を
広げました。

オレンジウオークの各ビレッジへ向かうバスは、マーケット横の広場から出ていました。
ヨ・クリークは、サンタ・クルス行のバスで20分ほど行った所でした。(バス料金:2ベリーズドル)

リベルタッドさんに、お祖母さんが結婚された頃の話を伺いました。当時の結婚は、親が決めていた
そうで、男性は相手を選ぶことが出来たようですが、女性には選択肢がなく、親に従うしかなかった
そうです。

若い二人が直接会うことはなく、親から遠目に結婚相手を知らされたそうです。男性側からは花嫁の
両親に対して、トウモロコシの袋や薪が贈られ、20歳の結婚相手に、14歳の祖母は泣く泣く嫁いで
いかれたそうですが、その後、12人の子供を設けられたそうです。

当時は、オレンジウオークにある教会まで、細い道を5時間も歩かなければならなかったそうで、
蛇やジャガーなどもいて、日中でも危険な道のりだったようです。

リベルタッドさんは、3本1ベリーズドル(0.5米ドル)の蒸したトウモロコシを販売されていました。
話を伺っている間にも、おやつ感覚なのか、よく売れていて、バケツ3杯に入っていたトウモロコシが、
テーブルにある分だけになっていました。

従兄弟のイスマエルさんが加わり、オレンジウオークのハウス オブ カルチャーのマンディ氏、また、
コロザルのエドベルト氏にヒアリングするようアドバイスされました。更に、ユカテックマヤの文化に
接したいなら、ここで暮らしてみたらと薦められました。アパートは、1ヵ月200ベリーズドル(100米ドル)
だそうで、生活費もそれほどかからないと思うと半ば真顔で言われました。



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